3 効率的で柔軟な行政を目指すまち
(1)現状と課題
住民の生活圏域の広がり、価値観の多様化、情報化の進展などに伴い、町行政に対する住民要望も多様化・高度化してきています。また、平成12年の地方分権一括法の施行により、市町村への権限移譲が図られ、本町の特性を活かした振興策づくり、行政運営が今まで以上に求められています。しかしながら、経済の停滞により、財政状況は厳しく、効率的な行政運営がかつてないほど必要となっています。また、最近では、峡北地域の町村との広域合併へ向けた取組が進展してきており、峡北地域の将来展望を見据えた行政運営が求められています。
(2)施策の基本的考え方
住民の行政要望の多様化・高度化などに対応していくために、地方分権の推進及び厳しい財政状況を踏まえ、高度で多様な行政を効率的に行うための行政運営に努めます。
(3)施策の体系
(4)施策の方向
ア 行財政改革の推進
(ア)職員の資質向上
地方分権改革に対応した人材及び多様化・高度化した行政需要に的確に対応できる人材などの育成・確保へ向け、職員の資質向上に周辺町村と連携・協力して取り組みます。
(イ)行財政事務の効率化
財政状況の厳しい状況のもとで住民が必要とする行政を的確に推進していくために、事務事業の見直しによる効率的な行政運営に努めます。
イ 市町村合併へ向けた取組
(ア)合併協議会活動の推進
平成16年11月の広域合併へ向けて、関係町村との連携・協力のもと、合併協議会活動の推進を図っていきます。
(イ)合併へ向けた住民意識の高揚
広域合併へ向けて、合併の必要性、合併の意義、合併へ向けた取組、合併後の地域のあり方などについて、住民の理解の促進を図るとともに、住民意識の高揚を図っていきます。平成15年度中に区ごとに新市将来構想の説明を中心に意見交換会を開いていきます。
ウ 広域行政の推進
(ア)広域行政の推進
住民の生活圏域の拡大、住民要望の高度化・多様化などに対応するため、広域観光、地域情報化、ごみ処理、消防・防災、衛生、都市計画、病院、学校、介護保険などの諸事業について、周辺町村との広域的な連携・協力により、効率的効果的な行政運営に努めます。
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