本町には有形・無形の多くの文化財が存在する。具体的には表の通りであるが、国指定3件、県指定9件、町指定23件あり、その質、量のすばらしさに本町は、「越前の小京都」といわれている。

　

　

　本町では、住民の歴史・文化に対する認知・理解を進めるべく、幸若文化センターや古墳公園内の郷土資料館で、幸若舞関係資料や民族資料の展示、幸若舞関係資料の収集・保存を行っている。

　主な催し物の多くは、公的な施設や団体が中心となっているものが多いが、あさひまつりおよびあさひ産業感謝祭は、実行委員会中心で行われている。また、地区によっては地区文化祭や地区体育祭が行われており、こうした催しが文化的な活動、自己実現・発表の場、住民間交流の場となっている。

　なお、スポーツを含めた住民の文化的活動は、まず生涯学習課を中心として、文化協議会、体育協会によって取りまとめられ、各種活動が活発に行われている。

　

　

　

　

　スクラッチボード^a・銅版画作家や陶芸家の方など、朝日町にゆかりのある芸術家の存在が知られている。現在は、作品を収集し、幸若文化情報センターなどで展示を行っている。さらに、朝日町総合文化祭においては、スクラッチボード・銅版画作家の方を招き、作品の展示の他、実演・体験コーナーを設け、住民との交流が図られている。

　また、小中学校では総合学習としてそうした芸術家を招くことや、工房を見学することも行われている。