3. 社会的・経済的状況
(1)人口・世帯状況
日立市の人口は、昭和40年代後半まで増加傾向にあり、昭和48(1973)年には20万台の大台に乗った。昭和50年代に入ると人口の伸びは鈍化するが、昭和58(1983)年にはピークの206,260人に達した。その後、人口減少に転じ、平成7(1995)年の国勢調査で21年ぶりに20万台を割り込み、現在も減少傾向は続いている。平成14(2002)年10月1日現在の人口は、191,260人となっている。
一方、世帯数の動向についてみると、全体的には増加傾向にあり、1世帯あたりの人員が減少し、核家族化が進行していることを示している。
図表2−2 人口と世帯数の推移
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(2)高齢化の状況
日立市の高齢化率は、平成12(2000)年の国勢調査では、16.5%と全国よりも0.8ポイント低く、県よりも0.1ポイント低くかった。しかし、県との比較では、昭和61年では県より1.0ポイントも低かったものの、平成12(2000)年は0.1ポイントの差と開きが狭まってきており、高齢化が進んでいることがわかる。現在、市の55〜64歳の層は約15%を占めており、茨城県内の他市とそれぞれ比べても約1〜2%高く、今後さらに高齢化が高まるものと思われる。
また、65歳以上の人口に占める高齢単身者の割合の推移をみると、常に県よりも高いが、平成12年の国勢調査での全国の高齢単身者の割合は13.8%であり、全国より0.7ポイント低い。ちなみに茨城県の高齢単身者の割合は全国では3番目に低いという結果である。
図表2−3 高齢者人口と高齢化率
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資料: |
総務庁統計局「国勢調査」(昭和61年〜平成7年) |
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総務省統計局「国勢調査」(平成12年) |
図表2−4 高齢単身世帯数
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資料: |
総務庁統計局「国勢調査」(昭和61年〜平成7年) |
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総務省統計局「国勢調査」(平成12年) |
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