二、財産の管理
基本財産20億5千万円については、寄附行為第7条に定める運用対象への投資を継続実施し、安全かつ効率的な運用を図りました。普通財産についても、適切な資金管理による運用収入の増加に努めました。
平成15年3月末の財産の状況は、以下のとおりです。
基本財産
○ |
貸付信託 |
250,000,000円 |
○ |
投資有価証券 |
1,527,601,400円 |
○ |
預 金 |
272,398,600円 |
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------------------- |
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合 計 |
2,050,000,000円 |
普通財産
○ |
流動資産(現金・預金) |
39,978,361円 |
○ |
その他の固定資産 |
44,400,685円 |
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什器備品等 |
(3,168,685円) |
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退職給与引当預金(定期預金) |
(11,232,000円) |
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事業変動準備基金引当預金(定期預金) |
(30,000,000円) |
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------------------- |
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合 計 |
84,379,046円 |
三、事業
平成14年度実施事業は、次のとおりです。
「海難救助等社会貢献者の表彰等」(日本財団助成事業)
(1)海難救助等社会貢献者の表彰
(2)国等から表彰を受けた方に対する副賞の贈呈
(3)平成15年度社会貢献者表彰「こども読書推進賞」のための候補者選考
以下、それぞれの内容を記します。
1. 日本財団助成事業:事業名「海難救助等社会貢献者の表彰等」
(1)海難救助等社会貢献者の表彰
本事業は、内閣府、総務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省の後援を受けて実施しました。その実施経過は次のとおりです。
(1)表彰候補者の推薦依頼
○ |
当財団ウェッブサイト、週刊誌・月刊誌等で広く表彰候補者の推薦募集を行いました。(平成14年3月) |
○ |
地方自治体、公益法人、ボランティア団体等に、表彰候補者推薦依頼(約8,000箇所)
海の貢献賞に関するポスターを海事関係事業所に掲示(約2,000箇所) |
(平成14年3月) |
○ |
推薦締め切り日:平成14年5月15日 |
(2)表彰候補者の推薦結果
○ |
募集広告、推薦依頼の結果290件の候補者が推薦されました。
・第一部門 |
(緊急時の功績) |
16件 |
・第二部門 |
(多年にわたる功労) |
236件 |
・第三部門 |
(特定分野の功績) |
38件 |
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(3)表彰選考委員会/理事会による受賞者選考/決定
平成14年7月24日開催の表彰選考委員会の審議結果に基づき、平成14年9月24日開催の第97回理事会審議を踏まえて平成14年度社会貢献者表彰受賞者28件が決定されました。この結果を受けて直ちに各推薦者及び受賞決定者に対して決定をお知らせするとともに、新聞社等への記者発表を行いました。
受賞28件の内訳: |
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第一部門 |
(緊急時の功績) |
8件 |
第二部門 |
(多年にわたる功労) |
12件 |
第三部門 |
(特定分野の功績)
・海の貢献賞 |
1件 |
・国際協力賞 |
1件 |
・ハッピーファミリー賞 |
2件 |
・21世紀若者賞 |
4件 |
|
8件 |
(4)表彰式典挙行
平成14年11月19日(火)午前10時45分から、東京全日空ホテル(東京都港区)において、常陸宮殿下、常陸宮妃殿下のご臨席を仰ぎ、平成14年度社会貢献者表彰式典を挙行しました。式典は受賞者に対する表彰状授与、日本財団賞及び記念品の贈呈並びにスライドによる功績紹介に続き、常陸宮殿下からお言葉を賜り、来賓代表として小泉純一郎内閣総理大臣祝辞(内閣府大臣官房審議官 土肥原 洋殿代読)が述べられました。
また、式典に引き続き祝賀会を同ホテルで開催しました。
表彰式典出席者324名の内訳は次のとおりです。
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受賞者 |
50名 |
(協力者含む) |
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配偶者、付添介護者及び同伴者 |
83名 |
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来賓 |
171名 |
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当財団役員、評議員、表彰選考委員 |
20名 |
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計 |
324名 |
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[報道関係34名、スタッフは含まず]
(5)受賞者の功績内容の周知
受賞者の決定とともに、新聞、TV等の報道機関に、受賞者の功績内容並びに表彰式典開催についてのプレスリリースを配布しました。その結果、20紙(23件)で受賞者の功績と当財団表彰式典が報道されたほか、各推薦関係団体の会報等で紹介されました。
(6)「社会貢献者の記録―平成14年度―」の刊行・配布
平成14年度表彰受賞者28件の功績内容及び表彰式典を紹介した「社会貢献者の記録―平成14年度―」を刊行し、受賞者、推薦者、関係府省庁、報道関係者、国立国会図書館、全国県立図書館等に配布して受賞功績の周知を図りました。
(2)国等から表彰を受けた方に対する副賞の贈呈
本年度も国土交通省の要請を受けて国土交通大臣からの表彰受賞者に対して副賞を贈呈しました。その内容は次のとおりです。
(1) |
銀杯 655個 |
○平成14年 観光関係功労者国土交通大臣表彰 |
31個 |
○平成14年「海の日」海事関係功労者国土交通大臣表彰 |
207個 |
○平成14年「空の日」航空関係功労者国土交通大臣表彰 |
35個 |
○平成14年「鉄道の日」鉄道関係功労者国土交通大臣表彰 |
109個 |
○平成14年自動車関係功労者国土交通大臣表彰 |
273個 |
(2) |
花瓶 47個 |
○平成14年「海の日」海事関係功労者国土交通大臣表彰 |
42個 |
○平成14年「鉄道の日」鉄道関係功労者国土交通大臣表彰 |
2個 |
○平成14年 港湾統計調査関係者国土交通大臣表彰 |
3個 |
(3) |
金杯 5個 |
○平成14年 交通文化賞国土交通大臣表彰 |
5個 |
(3)平成15年度社会貢献者表彰「こども読書推進賞」のための候補者選考
平成15年4月23日の「こども読書の日」に発表するための準備として、募集告知、選考委員会、受賞者の決定までを行いました。
募集告知 平成14年11月8日開始
推薦総数 324件
表彰選考委員会 平成15年3月6日開催
受賞者:3件
会長による承認 平成15年3月24日
(以上)
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