社会貢献者表彰事業においては、事業内容の維持・強化を図るため、候補者募集に関連した広報活動を積極的に展開しました。自治体・ボランティア団体・その他関係先へのダイレクトメール、雑誌広告、当財団ホームページを通じた募集広告などにより、優れた候補者の推薦を呼びかけるとともに、事務局においても候補者発見の努力を続けました。その結果、290件の候補者を得た中から28件を当年度受賞者として選び、常陸宮・同妃両殿下ご臨席の式典において表彰させて頂きました。受賞された功績については、ニュースリリースや小冊子「社会貢献者の記録」の配布、財団ホームページでの広報等を通じて周知を図りました。

　また、事業の拡大に向けて、今年度から新たに「こども読書推進賞」を設置し、平成15年度の表彰のための候補者の募集と受賞者選考を行いました。候補総数324件の中から3件を受賞者として選びました。受賞者は4月23日の「子ども読書の日」に発表し、11月の表彰式典において表彰いたします。

　なお、国土交通大臣等から表彰を受けた方への副賞贈呈も予定どおり実施いたしました。

　以上の事業は、日本財団からの事業費助成金および基盤整備助成金の交付を受けて実施したものです。

　

　平成14年度内に役員の変動はありませんでしたので、年度当初及び年度末における役員は、理事10名（会長、副会長2名、専務理事1名理事6名）監事2名であります。

　平成14年3月26日、第95回理事会で評議員12名が選出されたのを受け、平成14年5月1日から平成16年4月30日までの間、評議員の委嘱を行いました。従って年度末における評議員は12名です。

　平成14年度内に既存委員会委員の変動はありませんでしたので、年度当初及び年度末における既存委員会の委員は、6名であります。また、こども読書推進賞表彰選考委員会を新たに設置し平成14年12月1日から2年の任期で5名の学識経験者に委員を委嘱しました。

　従って、年度末における表彰選考委員会委員は11名です。

　平成14年度は、事務局長、総務課長、業務課長及び総務課員1名、計4名で推移しました。

　

　平成14年度には、第96回から第98回まで3回の理事会を開催しました。その内容は、次のとおりです。

　

　平成14年度には、第8回から第10回まで3回の評議員会を開催しました。その内容は、次のとおりです。

　平成14年度における表彰選考委員会は、会長から「平成14年度社会貢献者表彰候補者の選考について」の諮問を受けて下記の通り開催され、表彰候補者の功績内容について調査審議し、選考結果を会長に答申しました。また、平成15年度に追加されるこども読書推進賞に係る表彰選考委員会についても会長から「平成15年度社会貢献者表彰候補者（こども読書推進賞）の選考について」の諮問を受けて下記のとおり開催し答申しました。