図で見る“宗谷”の移り変わり−2
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灯台補給船“宗谷”(改装後)
昭和27年(1952)6月頃改装工事完了、灯台補給船、海上保安庁所属。
(1)前部マストのヤード撤去、(2)航海船橋部改装、(3)航海用レーダーアンテナ設置に伴いマスト新設、(4)SCAJAP(スカジャップ)番号廃止、(5)ファンネル延長、(6)ボイラー換装 |
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南極観測船“宗谷”(第1次南極観測時)
昭和31年(1956)10月10日改装工事完了、南極観測船、海上保安庁所属。
(1)船首を砕氷型に改造、(2)デリックブーム新規交換、(3)見張所撤去、(4)観測用/航海用レーダー及び見張所新設、(5)主機械ディーゼルエンジン2基に換装、(6)ファンネル換装、(7)救命艇(作業艇)4隻及びダビットを換装、(8)宇宙線観測室新設、(9)ヘリ格納庫を新設、(10)居住区改装、(11)後部マストを撤去し門型マスト新設、(12)ヘリコプター発着甲板新設、(13)ベル47G型ヘリ2機搭載、(14)2基2軸に改造、(15)舵を換装、(16)バルジ新設、(17)尾端材交換強化、(18)セスナ180型1機搭載、(19)ビルジキール撤去、(20)ソナー、音響測深儀交換 |
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南極観測船“宗谷”(第2次南極観測時)
昭和32年(1957)9月30日改装工事完了、南極観測船、海上保安庁所所属。
(1)揚錨機を60HPに換装、(2)ウェルデッキをフラッシュデッキに改造、(3)前部マスト撤去し門型マスト新設、(4)航海用レーダーアンテナのマスト位置変更、(5)重力線測定室に改装、(6)4分割された特殊なビルジキールを再装備、(7)舵の面積を1割増加、(8)飛行機をDHC−2型ビーバー機に変更 |
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南極観測船“宗谷”(第3次南極観測時)
昭和33年(1958)10月5日改装工事完了、南極観測船、海上保安庁所属。
(1)航海用レーダーアンテナのマスト延長、(2)航空機用ガソリンタンク新設、(3)小型ヘリコプター用格納庫撤去、(4)シコルスキーS−58型ヘリコプター2機搭載、(5)長さ23メートル最大幅17メートルの大型ヘリコプター発着甲板新設、(6)後部門型マストを前方に移動、(7)後側2隻の救命艇を外側に移動 |
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南極観測船“宗谷”(第4〜6次南極観測時)
昭和34年(1959)9月19日第4次改装工事完了、昭和35年(1960)9月30日第5次改装工事完了、昭和36年(1961)9月5日第6次改装工事完了、南極観測船、海上保安庁所属。
(1)航空指令室を増設、(2)スペクタクルフレームを鋼板製に換装、(3)ヘリコプター吊上げ用の枠型クレーン増設、(4)船尾端をブルワークに改装 |
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巡視船“宗谷”
昭和37年(1962)8月1日改装工事完了、巡視船、海上保安庁所属。
(1)船体を全面白塗装に改装、(2)ヘリコプター甲板上のマーク変更(ヘリコプター及び飛行機は搭載せず)、(3)ビルジキールを通常の形状に改修、(4)ループアンテナ装備、(5)前部マストのデリックブーム撤去、(6)後部マストのデリックブーム及び枠型クレーン撤去、(7)左舷後部救命艇及び右舷前部救命艇をダビットごと撤去(昭和51年9月)、(8)レーダー及びアンテナ新規交換、(9)減揺タンク装備 |
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