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(4)保育の内容
 延長保育開始前の午後6時までは、2歳以上児と2歳未満児は別々の保育室で保育をしていますが、午後6時になると0歳児から5歳児までが1階にある延長保育室で合同保育になります。
 午後6時からの延長保育の形態は、室内で自由遊びが主体となっています。室内には、ままごと、ブロック、人形、絵本、各種玩具、カルタ、パズルなどが用意してあります。また季節に応じた遊びも取り入れるなどの工夫もしています。例えば秋の季節には木の実や落ち葉を使って、乳幼児が協力して制作した作品を作ったりします。
 保育計画と経過記録については、最近になって簡単な書式ですが別紙のとおりの内容で作成しています。ただ延長保育対象児が日々入れ替わる、人数にバラツキがある、迎えの時刻が一定しないなど、計画どおりにいかないことが多々あります。
 延長保育の保育上の効果については少人数の縦割りの形態が、多人数の兄弟関係に似た家庭的な関係を作り出していて、譲り合ったり、いたわり合ったり、協力し合ったりする行動がみられます。もちろん喧嘩や言い争いが起こることもしばしばです。








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