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(5)まとめ
 特別保育事業としての延長保育と一時保育は、保育所の役割として定着してきました。これは社会ニーズであり、子育て支援の重要な部分であるという認識をもちながら、子ども達が日常生活の一部として受け入れ、違和感なくその時間や期間を過ごせるように、子ども達一人ひとりの表情をみて気持ちを読みとりながら、ひとつの保育の形を作ってきました。保護者とも密な連携をとり、特別保育が子ども達の心の発達に弊害を及ぼすことのないように、現場で心を砕くことが私達の役割なのだと思います。国から示された実施要綱はあっても、保育の具体的な展開は保育園にゆだねられています。創造の保育の分野ですが、今後も心して対応していきたいと思います。








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