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「すぱーく」の使用実態について
 
問7 「すぱーく」の壁面は全面開放での使用を想定して全面横引きアルミシャッターを採用しておりますが、実際に開放して利用されていますか。
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シャッターの利用
 シャッターについてはどの「すぱーく」でも、よく利用されているようだが、利用日数が10日未満の「すぱーく」では利用されていない所も比較的多い。
 
問8 「すぱーく」の採光や照明による明るさは十分ですか。
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採光・明るさ
 採光・明るさについては全体的に「充分・満足」とする回答が多いが、「不足」と感じている「すぱーく」も3割を超えている。
 
問9 コートは2面設計ですが、利用状況はいかがですか。
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コート面積
 コートの面数については現状の「2面で適当」とする回答がほとんどである。利用日数が増えるほど、3面以上必要とする回答率が増えている。
 
問10 コート面の材質は何でできていますか。
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コートの材質
コートの材質は人工芝、砂、土の順に多い。
 
問11 別棟のクラブハウスは利用者にどの程度利用されていますか。
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別棟利用
 更衣室としての利用については、あまりないとする回答が多いが、これは普段着でもプレーできるというゲートボールの特徴に起因しているものと思われる。
 休憩室、トイレ、荷物置としての利用については、どの「すぱーく」でも利用されているようである。
 面白いのは器具庫、打合せ、管理室としての利用についてであり、利用日数が10〜20日、20日以上では器具庫としての利用よりも、打合せ、管理室としての利用が比較的に多く、10日未満ではその逆の傾向となっている。別棟を、管理の場、打合せ(コミュニケーション)の場として利用すると利用日数が増え、器具庫として利用すると利用日数が減るということだろうか。または逆に、利用日数が減ると、別棟は器具庫として利用されてしまうということだろうか。
 
問12 「すぱーく」にどんな機能があれば、もっと利用価値が高まると思いますか。
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必要とされる機能
 複数回答の中でも寒さ対策は必至であり、約7割の「すぱーく」が必要性を感じている。
 次に梯子等の設置であるが、これには、屋根の上の雪降ろしやゴミ掃除、天井の電球交換という、ふたつの要素の安全性確保が含まれているようである。
 次に別棟間の屋根の設置と続く。
 利用日数が20日以上では、球止めの工夫やコート材質改善など、直接競技に関係する要素を必要としている「すぱーく」が比較的多い。利用日数が増えれば、どの「すぱーく」でも必要となる要素であることが示唆される。








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