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ご 挨 拶
 
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理 事 長  寺 野 正 晃
 
 財団法人日本ユニフォームセンターの四十周年記念式典に、厚生労働省社会援護局局長をはじめ多くの方々のご出席を賜りありがとうございます。四十周年を迎え式典を開催できましたのは、関係各位、会員の皆様方のご協力とご支援、ならびに日本ユニフォームセンターの諸先輩の並々ならぬご努力の賜物であり、心よりお礼を申し上げるとともに、敬意を表する次第です。
 そして、記念式典において、創立以来初めて日本ユニフォームセンターの役員に対し、厚生労働大臣より功労表彰をうけることとなりました。
 一九六二年、日本ユニフォームセンターが設立された当初の趣旨にしたがって活動し、数々の成果を世に送り出してまいりました。その活動の足跡については三十年時の記念誌とともに今回お配りしました四十周年記念誌に記載しておりますので、ご参照いただければ幸いです。
 中でも、この十年間“公益に奉仕”をモットーに活動し、さらに平成八年から「衣服文化に貢献する」をキーワードに具体的活動推進事業を進めてきました。そして、日本ユニフォームセンターが二十五年来取り組んできた福祉衣料研究会の基礎研究をベースに「ユニバーサルウエア」の新たな開発に取り組み、平成十一年十二月に第一回のコレクションを発表。以来、昨年十二月に第三回の発表を行い、実用化に向けて一歩ずつ前進しております。この取り組みは、「国民の厚生福祉と生活向上に貢献」できる一助となっていると自負しております。
 また、平成九年からは「ユニフォームの基礎研究助成」事業を、平成十年からは「ユニフォーム専門資格認定制度」を設け、諸研究の推進と活性化を図るとともにユニフォームのスペシャリストの育成に力を入れております。
 今後も「衣服文化に貢献する」役割を担ってまいります。この四十周年という節目を経て、将来に飛躍する新たな心構えをもって邁進することを決意しております。今後とも、ますますのご理解とご協力をいただけますようお願いいたします。








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