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PT. KARIMUN SEMBAWANG SHIPYARD
 
1)社名 :PT. KARIMUN SEMBAWANG SHIPYRAD(Sembawang社とSalimグループのジョイントベンチャー)
2)設立年 :1994年(建設開始)
  1997年(オープニングセレモニー)
3)分類 :ジョイントベンチャー
4)資本金 :情報なし
5)所有者/株主 :シンガポール、インドネシア
6)住所 :事務所/造船所
   Teluk Paku PO BOX 76, Karimun 29161, Riau
  国際営業事務所
   Admiralty Road West, Singapore 759956
7)電話番号 :011-777-23365
  65-750-8839,8849
8)FAX番号 :011-777-23385
  65-759-4895
9)E-mail :ptkss@sembcorp.com.sg
10) 経営陣 :情報なし
11)主要設備 :
 第1フェーズ(1994〜1996年)
  ・修繕用桟橋 :長さ=400m、水深=10m(最小喫水)
  ・移動クレーン :1×15トン、60m=5トン
  1×35トン、90m=5トン
  ・浮きドック :長さ=230m、幅=35m(内壁)
  水深=7.3m(最大)
  能力=65,000DWT、クレーン1×15トン、45mが5トン
  ・作業場 :船体、機械及び配管作業場 50m×25m
  1×15トンの高架クレーン、400トンのプレス機、
  28mmの撹乱機、側面切断機、旋盤、フライス機、溝切機
  ・クレーン クローラー 1×200トン
  クローラー 1×250トン
  クローラー 1×100トン
  稼動装置  1×25トン
  ・サービス :起重機使用権、通信、ユーティリティー、産業ガス等
 第2フェーズ(2000〜2001年)
  ・浮きドック :22,000TLCの第2浮きドック
  ・1,200メートルトン/月処理できる不純物及び精製排出油処理装置
  ・高架移動クレーン及び1,000トン/月の鉄鋼処理量の鋼ブロック組立作業場
 第3フェーズ(2002〜2003年)
  ・15トン及び45トンの移動クレーンを備え付けた第2修繕桟橋の建設
  ・40,000TLCの第3浮きドックの建設
  ・450,000m2の土地の追加
12)能力 :過去に建造した最大の船舶:情報なし
  過去に修繕した最大の船舶:64,930DWTのタンカー
  修繕船舶数:約60隻/年
13)作業場 :第1フェーズ 約200,000m2
  第2フェーズ 約300,000m2
  第3フェーズ 約400,000m2
14)埠頭の長さ/深さ :船舶修繕用桟橋:長さ=400m、水深=30m(自然時)
15)従業員数 :1998年の総従業員数は31,810名であった。
現在の従業員は約450名の技術者及び下請けを含む1,000名の作業員である。営業開始時にSembawang Shipyradは75名のエンジニアを送ってきたが、現在その数は52名であり、将来的には38名のエンジニアのみが必要である。
16)営業内容 :大部分はタンカー、コンテナ船、掘削船、旅客船、貨物船、バージ等の修繕である。
また、エンジンルーム及び船舶全体の配管工事、エンジンルームの機械類、船尾シャフトの修繕、エンジンルーム及び橋の電子及び自動システム。
船舶の修繕はハッチカバーの組立及びフラットトップバージから始めた。
作業場には、上部構造物、甲板、ブルワーク、ハッチカバー等の組立及び修繕に必要な機器が完全に備え付けられている。
17)年商 :1998年のデータ
  総収入 38億6千万シンガポールドル
   船舶の修繕 19億9千万シンガポールドル
   造船 9億1,800万シンガポールドル
   オフショアエンジニアリング 9億5,600万シンガポールドル
18)その他 :PT. Karimun Sembawang Shipyard社は、シンガポールの南西40km地点のカリマンブサール島の北西海岸部に位置している。カリマン島はIMS(インドネシア、マレーシア、シンガポール)成長三角地帯の中に位置している。同島は戦略的には、国際航路となっているマラッカ海峡の隣に位置している。同造船所は自然水深約30mまであり、VLCC及びULCCへの対応ができる。マラッカ海峡を運航する船舶又は造船所に修繕に行く船はタンクの不純物及び精製排出油を排出することができる。Karimun Sembawang Shipyrad社はシンガポールのクリーンシーシステムを導入し、完全石油廃棄物処理過程に対してインドネシアの環境庁から推薦を得ている。
  前述の通り、Karimun Sembawang Shipyard社で修繕を行う各種船舶は、インドネシア、シンガポール、ギリシャ、メキシコ、韓国、日本、英国、ノルウェー、米国及びオーストラリアから来ている。
1994年から2003年にわたる開発計画の3フェーズの中で、同社は以下の能力を改良する計画である。:
  ・鉄作業 :400トン/月から1,500〜2,000トン/月へ
  ・マシナリー及び配管作業 :4隻/月から12隻/月へ
  ・ブラスト及び塗装 :23,000m2から56,000m2
  同社は地元のインドネシア人労働者を雇用し、Sembawang Shipyard Singapore社で訓練している。Sembawang Shipyrad社の経験及び専門技術と協力し、Karimun Sembawang Shipyrad社には約500名の優秀な従業員に加え、インドネシア及びシンガポールからの社内契約社員及び専門請負業者がいる。
  Karimun Sembawang Shipyrad社はカリマンブサール島の北西部であるTeluk Pakuに位置しており、Sembawang社、Salimグループ、Juron Town社が共同で開発したカリマン海洋産業複合地域内に位置している。
  カリマン海洋産業複合地域は、税関、出入国管理、検疫、港湾の全サービスが揃っている。同造船所の競争力を高めるため、同複合地域は免税地域に指定されている。上記のサービスが必要となる船舶、商品、予備部品、乗組員の移動は迅速である。
KARIMUN SEMBAWANG SHIPYRAD
第1フェーズ(1994〜1996年)配置図
(拡大画面: 52 KB)
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KARIMUN SEMBAWANG SHIPYRAD
第2フェーズ(2000〜2001年)配置図
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KARIMUN SEMBAWANG SHIPYRAD
第3フェーズ(2002〜2003年)配置図
(拡大画面: 69 KB)
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