7.3 過去の計算結果
参考のため、昭和63年(1988年)を計算対象年とした過去の計算結果を以下に示す。排出モデル及び拡散計算モデルが本調査と同一ではないため、量的な比較を単純に行うことはできないが、全体的な傾向として、SO2はNOxよりも寄与濃度は小さいが寄与割合は大きいこと、横浜港周辺で船舶の寄与が大きいこと等に本調査での計算結果との類似が見られる。
図7.3-1 東京湾における船舶排ガスによる拡散シミュレーション結果 (1988年) |
排出源は船舶のみ、対象年は昭和63年度。船舶排ガスの環境への影響と防止技術の調査(平成4年、S&O財団)より作成。