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第3節 第6回 無線通信及び捜索救助小委員会(COMSAR)の審議概要
1. 日程
(1) 対処方針会議  2月17日(日)(在連合王国日本国大使館会議室)
(2) COMSAR6  2月18日(月)09:30 〜 22日(金)17:30
2. 開催場所
 国際海事機関 本部
3. 参加国等
(1)議長: Mr. V. Bogdanov(ロシア)
(2)参加国: 58カ国(香港中国を含む)及び23機関
(3)日本側参加者: 7名
◎:本委員会からの出席者 ○:英国からの出席者
○在連合王国日本国大使館一等書記官 石原 彰 (運輸担当)
◎海上保安庁総務部情報通信企画課 松居 秀明
◎       警備救難部救難課 古川 正樹
○(社)日本造船研究協会 篠村 義夫
○(社)日本船主協会常務理事欧州事務局長 赤塚 宏一
○(社)日本海難防止協会ロンドン連絡事務所長 山地 哲也
◎(社)日本海難防止協会企画国際部主任研究員 池嵜 哲朗
4. 議題
(1) 議題の採択
(2) 他のIMO機関の決定
(3) GMDSS
(4) 一般無線通信の基準の策定
(5) ITU海上無線通信事項
(6) 衛星業務(インマルサット及びコスパスサーサット)
(7) 緊急無線通信(誤警報及び妨害)
(8) 1979SAR会議及びGMDSS導入に関する事項を含む捜索救助関連事項
(9) 船橋間無線通信
(10) 避難場所
(11) 巨大旅客船
(12) 漁船安全コード及び非強制任意コードの改訂
(13) バルクキャリア安全関連事項
(14) 海上無線通信システム及び技術の開発
(15) IAMSARマニュアルの改訂
(16) 携帯衛星システム承認手続きの策定
(17) NAVTEX設備の性能基準の改定
(18) SAOLAS船の船上無線設備のGMDSS要件の調和
(19) 作業計画及びCOMSAR7の議題
(20) 2003年の議長及び副議長の選出
(21) その他
(22) MSCへの報告
5. 審議内容
(1) 議題の採択(議題1関連)
 事務局長オニール氏より開会挨拶の中で、昨年の9月11日に起きた米国同時多発連続テロ事件を踏まえ開催されたIMO第75回海上安全委員会(MSC)テロ対策中間作業部会の結果及び当該作業部会の本会合への要請事項等が紹介された。
 議題案(COMSAR6/1)が原案どおり採択された。また、あわせて今次会合において設立されるワーキンググループ(WG)及びドラフティンググループ(DG)で検討する項目について説明があり、以下のとおり確認された。
 WG1(SAR WG):議題 8・議題10・議題11・議題15
 WG2(技術WG):議題 5・議題14・議題11・議題17・議題21
 WG3(運用WG):議題 3・議題 4・議題 7・議題16
 DG:議題12
 
(2)GMDSS(議題3関連)
[1] GMDSSマスタープラン関連事項
(イ)プレナリーでの審議
 議長からGMDSSマスタープランについてCOMSAR 6/2の概要説明の中で海上安全情報の提供にインターネットウェブ閲覧を利用する計画について検討する案が示されたため、WG3(運用WG)での詳細検討が指示された。
(ロ)WGでの審議
 事務局からプレナリーの審議を受けての検討である説明の後、簡単な検討を行ったところ、ギリシャ及びカナダから情報提供に関してWMO等の関連機関との協議の必要性が唱えられたため、関係機関を含んだガイダンスとしてノートすることとなった。
(ハ)プレナリーでの審議(WG終了後)
 特段の意見なくノートされることとなった。
 
[2] 海上全情報(MSI)の業務の操作的・技術的調整規定(COMSAR6/3、6/3/1及び6/3/2関連)
(イ)プレナリーでの審議
 事務局から国際セーフティネットサービス改正案(COMSAR6/3/1)の概要説明とともに、ロシアから「北極海の北方沿岸とその北部におけるNAV/METAREAs上のMSIサービス運用と技術的協定準備(COMSAR6/3)」及び「COMSAR6/3/1の部分的検討」の概要説明がなされた。本件に係る特段の意見はなく、WG3(運用WG)での詳細検討が指示された。
(ロ)WGでの審議
 本件は、議長判断により、サブWGが設けられて審議することになり、ロシア、米国、オーストラリア、カナダ、ウクライナ及び我が国により行われた。
 ロシアは、本件海域を航行する船舶は、少数であるため水路情報提供機関を設ける非合理性、既存のNAV/METAREAs海域と本件海域の距離的問題について説明するも、オーストラリア及びスペインから、NAV/METAREAs加盟国の同意要求や、ANEEX6のマニュアルに記載されている施設の免除は許せない等の反論により、ロシアの主張が退りぞけられ、サブWGの結論としては、NAV/METAREAsの2つの海域を設定する必要性があるとしてロシアの部分的改正案(COMSAR 6/3)をノートすることとした。
 サブWGの結論を運用WGで審理した際にロシアは、実現可能性のないサービス海域を設けることになる可能性があるANNEX6はサポートできないという立場を主張した。
 これを受けWGは、国際セーフティネットサービス改正案(COMSAR6/3/1)とロシアの部分的改正案(COMSAR 6/3)を同時に審理し、サーキュラー案をANNEXとして下書きし、承認をえることとした。
(ハ)プレナリーでの審議(WG終了後)
 施設がないことを理由として国際セーフティネットサービスのマニュアル改正に賛成できないことは許せないとし、反対の立場を表示したイギリス、アメリカ、ドイツ及びウクライナはサポートを表明し、シンガポールは、来期まで延長を主張した。事務局から同ネットワークの重要性について説明がなされるとともに、新たに5カ国がこのネットワークに入ることを望んでおり、今期会合で同マニュアル改正案を採決しなければならない説明がされたために、議長から、ロシアに対して今次会合中に再度文書を出すように指示されたが、ロシアから文書の提出はされなかった。
 ロシアは、次回会合に再度文書を提出することとし、国際セーフティネットサービスのマニュアルについては、次回MSCの開催までの間に緊急回章を行うこととされた。
 
[3] DSC警報の応答方法(COMSAR/INF2関連)
(イ)プレナリーでの審議
 第1回北海−北大西洋海上無線通信調整会議の議長であるノルウェーから最終報告(COMSAR/INF2)の中に含まれる本件に係る特段の意見はなく、WG3(運用WG)での詳細検討が指示された。
(ロ)WGでの審議
 事務局からITU勧告ITU-R M.541とCOMSAR/Cir.25に整合がとれていない説明がなされ、WGは事務局へITU対して勧告を改正して整合をとるよう働きかけることを指示した。
(ハ)プレナリーでの審議(WG終了後)
 特段の意見なくWGの検討を了承した。
 
[4] NAVTEX現状(COMSAR6/INF2及びINF4関連)
(イ)プレナリーでの審議
 第1回北海−北大西洋海上無線通信調整会議の議長であるノルウェーから最終報告(COMSAR/INF2)及びIMO国際ナブテックス調整委員会が扱っているNAVTEXの現状及びCOMSAR5の結果報告(COMSAR/INF4)の2件について説明がなされるも、特段の意見はなく、WG3(運用WG)での詳細検討が指示された。
(ロ)WGでの審議
 審議内容は次のとおり。
(a) 運用状況報告について、単にノートされた。
(b) ナブテックス局間の相互干渉については、委員会が作成している時間スロットB1キャラクタを利用した回避方法を挙げつつ、490kHz上での情報提供には若干の問題をあることを認識しながらCOMSAR5の結果報告(COMSAR5/3/1)及びCOMSAR/Circ28を勧告する同意がなされた。
(c) 全ての政府に対して適正な運用を行うようにCOMSAR6/INF2及びINF4がノートされた。
(ハ)プレナリーでの審議(WG終了後)
 特段の意見なく、ノートされることとなった。
 
(3)衛星業務(インマルサット及びコスパスサーサット)(議題6関連)
[1] COSPAS-SARSATプログラムの現況
 COSPAS-SARSAT提案(COMSAR6/6/1)が、特段の意見なく了解された。
[2] IMO/GMDSSマスタープランとCOSPAS-SARSAT情報の不一致
 COSPAS-SARSAT提案(COMSAR6/6/2)について、各国に対し、406MHzビーコン登録に関するIMO/GMDSSマスタープランとCOSPAS-SARSAT情報の不一致の整合を図るべく、必要な情報を事務局に送付するよう要請があった。
[3] Inmarsat社のGMDSS性能の分析及び評価
 IMOSO提案(COMSAR6/6/3)の審議がなされた。英国より、Inmarsat端末への海賊警報装置付加について言及があり、議長より、議題21の海賊係るドイツ提案(COMSAR6/21)とともに海賊対策に係るMSC/Cir.623Rev.2の所用の見直しを行うとの説明がなされた。上記以外に、特段の意見がないことから、同提案は了解され、同提案が要請する新型端末である「Inmarsat Fleet 777」の導入のため、係る性能基準であるA.809(19)の改正提案(COMSAR6/WP.7, Annexl)が了承された。
 
(4) 緊急無線通信:誤警報及び妨害(議題7関連)
[1] 誤警報の防止方策(COMSAR6/7/2、COMSAR6/7/4、COMSAR6/7/4/Add.1、COMSAR6/ 7/4/Add.2、COMSAR6/INF2関連)
(イ)プレナリーでの審議
 ノルウェーから、COMSAR5において発足したコレスポンディンググループ(CG)からの提案文書(COMSAR6/7/4、COMSAR6/7/4/Add.1、COMSAR6/7/4/Add.2)として、提案内容の概要についての説明があり、シンガポール、リトアニア等から支持の表明があった。また、バハマからは、作業部会(WG)における検討を要する旨の発言があった。我が方からは、ノルウェーのCGを通じた活動を評価する旨発言の上、今後の誤警報防止対策の検討に資するデータ収集にまずは着手することが重要である旨を主張し、今次COMSARにおいて、ノルウェーが提出した、CGからの提案文書によるデータ収集用フォーマット及び収集データ報告用フォーマットを採用の上、データ収集の開始を促すためのサーキュラーの発出を提案し、ノートされた。
(ロ)WGでの審議
 米国から、提出文書(COMSAR6/7/2)について説明があり、CGの作業項目(TOR)を拡張した上で、CGの活動を継続し、よりシステマティックなデータ収集を行うことの提案があった。これに対して、英国から、CGの活動を評価しつつ、TORの拡張については反対する旨の発言があった。引き続き、ノルウェーからコレスポンディンググループ(CG)からの提案文書(COMSAR6/7/4、COMSAR6/7/4/Add.1、COMSAR6/7/4/Add.2)として、提案内容の詳細について説明があった。
 主管庁が収集したデータのGMDSS-SMRへの報告については、その警報システム毎によること、即ち、インマルサットについては主管庁からインマルサット機構へ、406MHz EPIRBについては主管庁からコスパス・サーサット機構へそれぞれ報告され、各機構がそれぞれ取りまとめの上、IMOに報告し、DSCについては各主管庁が直接IMOに報告することとした。GMDSS-SMRの主体の必要性については意見の一致を見たが、それをIMOが務めるのか否かについては今後の課題とされた。
 インマルサット機構から、インマルサットに関するGMDSS-SMRについてその取り組みが紹介された。
 CGの活動については、小委員会に対して、
・CGの活動を2004年まで延長すること。
・既存のTORの第5項目を削除し、第4項目を「収集されたデータに基づく主管庁による誤警報防止対策の検討方策」に変更すること。
を要求することを決定した。また、CGの議長は引き続きノルウェーが務めることとなり、CGへの参加を希望する場合は、e-mailにてノルウェーに参加希望を表明することとなった。なお、我が方から、TORの第4項目の変更により、誤警報防止対策の検討主体がGMDSS-SMRから各主管庁に変更されている理由について説明を求めたところ、本改正TOR草案を作成したノルウェーから、現時点においてはGMDSS-SMRの主体者が決まっていないことから、とりあえず各主管庁による検討がなされることを仮定したものである旨の説明があった。
 また、プレナリーでの我が方発言を受け、ノルウェー提出のCGからの提案文書によるデータ収集用フォーマット及び収集データ報告用フォーマットを採用し、データ収集のためのボランタリーな使用のためのガイダンスとしてCOMSARサーキュラーの発出を事務局に対して要求することを決定した。
(ハ)プレナリーでの審議(WG終了後)
 サイプラス、バハマ等の指摘からCGの検討期間を2003年まで(本件の2003年までの延長をMSCが了解の上)とする以外WG検討が了解された。
 
[2] 衛星EPIRBの船上検査及び陸上保守(COMSAR6/6、COMSAR6/7/1、COMSAR6/7/3関連)
(イ)プレナリーでの審議
 衛星EPIRBの船上検査及び陸上保守の関連提案が説明された後、WG2(技術WG)に対して、提案されたガイドラインの詳細検討を行うことが指示された。
(ロ)WGでの審議
 MSC回章案として、「毎年の試験方法に関するガイドライン案」及び「陸上保守に関するガイドライン案」がそれぞれ作成され、保守要件の明確化のため、SOLAS条約第IV章第15.9規則の改正の必要性が指摘され(COMSAR6/WP.4/Add.1を参照)、当該事項を次回MSCに報告することとなった。なお、本件は、当初、時間不足のため次回会合において検討を行う予定であったが、最終日において関係者のみの検討という形で報告された。
(ハ)プレナリーでの審議(WG終了後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
(5)1979SAR会議及びGMDSS導入に関する事項を含む捜索救助関連事項(議題8関連)
[1] 航空と海上の捜索救助の調和に関する第8回ICAO/IMO合同ワーキンググループからの報告(COMSAR6/8、COMSAR6/7/4、COMSAR6/8/Add.1関連)
(イ)プレナリーでの審議
 事務局から、提案文書(COMSAR6/8、COMSAR6/8/Add.1)に基づき、2001年8月20―24日の間にカナダのモントリオールで開催された航空と海上の捜索救助の調和に関する第8回ICAO/IMO合同ワーキンググループについての概要報告があり、同ワーキンググループからの勧告事項については、WG1(SARWG)において検討がなされることとなった。
(ロ)WGでの審議
 ワーキンググループにおいては、ICAO/IMO合同ワーキンググループからの勧告を支持することとなった。また、同ワーキンググループの活動の継続、TOR、次回の同ワーキンググループの参加メンバー及び次回会合を2002年9月30日から10月4日までの間、香港において開催する計画を支持することとした。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
[2] IMOの海上SARモデルコース(COMSAR6/8/3関連)
(イ)プレナリーでの審議
 特段の議論なく、WG1において検討がなされることとなった。
(ロ)WGでの審議
 次回の航空と海上の捜索救助の調和に関するICAO/IMO合同ワーキンググループにおいて検討し、その検討結果に基づいて次回COMSAR7において審議することとなった。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
[3] SDP(SAR Data Provider)の最低用件(COMSAR6/8/6、COMSAR6/8/7関連)
(イ)プレナリーでの審議
 特段の議論なく、作業部会において検討がなされることとなった。
(ロ)WGでの審議
 英国及びICCLからの提案文書(COMSAR6/8/6、COMSAR6/8/7)を検討し、原則としての合意に至り、これら2つの提案文書を1つに纏めて、MSCサーキュラーのドラフトを作成した。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
[4] ARQテレックスの減少に伴う捜索救助の影響(COMSAR6/8/1、COMSAR6/8/4、COMSAR6/8/8関連)
(イ)プレナリーでの審議
 提案国であるカナダからCOMSAR6/8/1の概略説明を、またノルウェーからCOMSAR6/8/8の概略説明がなされた。関連事項についてWG1(SARWG)及びWG3(運用WG)での詳細検討が指示された。
(ロ)WGでの審議
(a) WG1(SARWG)での審議
 COMSAR6/8/1及びCOMSAR6/8/8に基づいて検討がなされ、本問題はインマルサットA及びBにのみ関する事項であり、今後の検討の継続の必要性についての認識が得られた。また、同種の背景を有する事項として、フランス提案文書(COMSAR6/8/4)についての検討がなされ、フランス提案が提案するCOMSAR/Circ.18のリバイスについては、次回COMSAR7において審議されるべきであることに合意した。
(b) WG3(運用WG)での審議
 ノルウェーから概略の説明がなされた後に、審議されるが、特段の発言もなくノートすることとなった。また、英国からインマルサットA、Bを利用したリアルタイムなテレックス通信は、捜索救助機関として望ましいという指摘もノートすることになった。更に、WGとしては、国際移動衛星機構(IMSO)に対して代替え可能な通信メディアの助言を求めることをノートすることになった。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
[5] アジア太平洋地域捜索救助会議からの報告(Asia-Pacific Regional Search and Rescue Conference)(COMSAR6/8/2関連)
(イ)プレナリーでの審議
 特段の議論なく、WG1において検討がなされることとなった。
(ロ)WGでの審議
 2001年8月13日から16日間での間、オーストラリアのケアンズにおいて開催されたアジア太平洋地域捜索救助会議からの報告文書(COMSAR6/8/2)についての検討がなされ、同会議における勧告のうち、
(a) ICAOとIMOは、IAMSARマニュアルをインターネット等を通じて誰にでも無料でダウンロードできるようにすること。
(b) ICAOとIMOは、アジア太平洋地域捜索救助会議と同種の会合を促進・支援すること。
(c) ICAOとIMOの技術関連の委員会は、財源に乏しい国に対するコンピューターとインターネットアクセスに関する支援について調査すること。について同意した。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
[6] 海で救助される人の安全(COMSAR6/8/5/Rev.1関連)
(イ)プレナリーでの審議
 フランス提案に対しては、豪、サイプラス及び米が反対を表明し、独、スウェーデン、ギリシャ、ブラジル及びイタリアが賛成を表明した。ノルウェーからはワーキンググループにおける慎重な検討を要する旨の発言があり、WG1において審議されることとなった。
(ロ)WGでの審議
 SOLAS等関係条約の取り扱いについて、各国はそのスタンスを維持し、合意に至らなかった。
 本件への対応のために今後行われる活動が、海で遭難している人を援助する義務の達成を妨げる効果をもたないようにすべきである点について意見の一致をみた。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。
 
[7] 医療キット(COMSAR6/J/4関連)
(イ)プレナリーでの審議
 特段の議論なく、WG1において検討がなされることとなった。
(ロ)WGでの審議
 提案文書をもとに次回MSC75における採択のため、サーキュラーのドラフトが作成された。 また、コレスポンディンググループ(CG)の活動のオーソライズ、緊急医療キット/バッグの作成はIAMSARマニュアル第1巻によること及びメンバー国からの同キット使用により得られた経験に係る報告のCGコーディネーターへの提出を小委員会に求めることとした。
(ハ)プレナリーでの審議(WG開催後)
 特段の意見なく、WGの検討内容が了承された。








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