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ファミリーユニット童鼓(岐阜県)
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─プロフィール─
 ファミリーユニット童鼓は、1996年9月に発足しました。現在障害のある子供たちとその家族、8家族、22人で活動しています。はじめた頃は小学生だった子が高校生になり、2、3歳だった兄弟も小学生になり演奏に加わっています。
 発足当時は練習場所にも困りましたが、現在は私たちの活動を理解していただき、公共の施設を無償で提供していただけるようになりました。
 成果を発表する場にも恵まれ、昨年はゆうあいピック岐阜大会、育成会県大会、岐阜市主催のカウントダウンなど出させていただきました。
 これからも、ファミリーユニット童鼓が、子供たちの成長を見守っていける所になればよいと思っています。
演奏曲
本丸太鼓 童鼓バージョン
響け、未来へ
出演者
奥村 杏里   奥村 千鶴
河田 浩貴   河田梨佳子
河田 厚子   児島 康寛
児島 加奈   児島 秀美
高橋 秀徳   高橋 寿徳
高橋 貴子   中島 寛文
中島 幸子   渡邉 史浩
渡邉みのり   渡邉 拓馬
渡邉 朋子    
─実践報告─
 岐阜県からまいりました、ファミリーユニット童鼓です。第2回に続き、今回も打たせていただける事になり、たいへん嬉しく思っています。
 活動をはじめて6年目になりました。太鼓の練習を継続することにより子供たちは、いろいろな力を身に付けてきました。それは、太鼓の技だけではなく、がんばれる力、集中力、そして人を思いやる心も育ってきています。
 たくさんの発表の場を経験する事により、もっと上手になりたいという向上心、やり遂げた達成感、それらのすべてが、子供たちの自信につながっていると思います。
 今回は、2年連続で岐阜太鼓まつりの合同演奏曲になった「響け未来へ」という曲に挑戦します。この曲が叩ける事により他のチームとの合同演奏も可能になり、もっと多くの人達に私たちを知ってもらえることになると思います。
 それぞれの家族にはいろいろな状況がありますが、私達が思いっきり前向きに生きていると感じてもらえれば、障害がある事は特別な事でないと分かってもらえると思います。そうすれば、私達の理解者がもっと増え、子供たちの未来は、より明るいものになっていくと思います。
 童鼓の活動を続けていくうちにそんな事も可能になっていくのではと感じています。
 今回のようなすばらしい大会において発表の場をいただける事を深く感謝いたします。本当にありがとうございました。








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