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和太鼓 ちんどん
(長野県)
演奏曲/「ソイヤ〜ちんどん」
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 私たち、「和太鼓ちんどん」は、身体に障害のある仲間たちで平成4年に結成され、今年で9年目を迎える和太鼓グループです。和太鼓を通じ感性を磨き、障害者の自立と社会参加を目的として活動をしています。途中メンバーの交代もありましたが、現在は小学生の10歳から社会人の25歳までの12名を中心に月2回の練習と地域社会との交流演奏をさせていただいております。
 当初はダンボール・古タイヤ・竹などを持ち寄り少しずつ練習を重ね、矢代一重山太鼓様より和太鼓をお借りして、さまざまな催物・団体演奏会等に参加させていただき、昨年、地域の皆様からのご支援により、身体の障害にあった和太鼓をようやく持つことができました。
 長野パラリンピックの文化行事、東京国際フォーラムでも演奏させて頂き、そして昨年(平成12年)は、かねてからの夢であった「海外で日本の伝統である和太鼓を演奏し、仲間の輪を広げたい」という思いを、12月にハワイで開催された障害者の「自立生活国際サミット会議」の中で、実現させていただきました。
 社会の中で行動が限られがちな障害児・者が、和太鼓を通じて社会との交流を持とうとしています。「和太鼓ちんどん」の活動は、障害児・者の自立生活をする上での支えになり、将来的な仲間作りや社会的に自立できる活動の場として展開していきたいと思っています。
 「和太鼓ちんどん」は、皆様と共に喜びと元気の種まきが出来れば嬉しいです。
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