2. 富山県 越中いさみ太鼓保存会
演奏曲 いぶき
この太鼓の由来は、約七百年前の長承二年、現在の砺波市野村島鎮守桑野神社の神事に起因し、ご神体安置の時に打ち鳴らされたのが始まりといわれる。今から百余年前に十六粁余離れた東山「市谷」という極めて嶮しい山奥に千古の大ケヤキのあるのを発見し、これを用材として拝殿を改築することに衆議一決した。このケヤキは周囲十二米高さ三十余米もあって主幹には大きな穴があり、中には怪獣が住んでいて神のたたりがあると恐れられていたので、この大木を伐採するため無事を祈り大太鼓を打ち鳴らし、かつ道無き難所を運び終わった。拝殿は時の左甚五郎といわれる名工又四郎の手によって再建され、その祝に太鼓や酒樽などを打ち鳴らし老いも若きも夜を徹してよろこびあった。おそらくケヤキ一本で出来上がったのは全国でも珍しい建物であろう。
当時の労苦と喜びを今に伝えて打ち鳴らす太鼓を”いさみ太鼓”といって保存につとめている。
なお、この神社の御神体は白蛇をお祈りしたもので付近の人たちは福の神様として年々歳々参詣者が多くなった。
代表者 |
高田 康夫 |
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砂河 秀悟 |
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竹部 孝宏 |
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河合 大地 |
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竹部 眞晃 |
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花島 真悟 |
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川辺 雄生 |
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川辺 直生 |
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高田 圭佑 |
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永井 宏輝 |
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河合 将志 |
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高崎 誠樹 |
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