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ご挨拶 第4回日本太鼓ジュニアコンクール大会委員長 服部 進
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財団法人日本太鼓連盟福島県支部支部長
福島県太鼓連盟会長
 平成14年の新春を迎え、此処に第4回総務大臣杯日本太鼓ジュニアコンクールを福島県郡山市において盛大に開催できますことは、誠に光栄であり、喜びと感謝に耐えません。
 日本伝統文化の一つとして和太鼓の良さが認識された昨今、福島県太鼓連盟も昨年開催された「うつくしま未来博」において、福島県太鼓連盟曲「大地の響き」を約千名の打ち手によって打ち鳴らし、入場者6万人の共感を得るまでに成長をとげたのも、財団法人日本太鼓連盟に加入させていただき、関係各位のご指導の賜と深く感謝申しあげます。
 また、このたびは日本太鼓ジュニアコンクールの開催地にご推薦いただきましたことに対し、財団法人日本太鼓連盟並びに関係機関の皆様方に心から感謝とお礼を申しあげます。
 本日は、県内56団体の会員並びに10万人を超えるとも言われている太鼓愛好者各位とともに本大会の日を歓迎と喜びのうちにお待ち申しあげておりました。
 今や、日本の太鼓は伝統文化のみならず、日本独特の音楽として全世界から認知され、その普及は目覚しい勢いで世界各地に広がり、打てば響く心は一つの精神が確実に根付いてきております。次代を担うジュニアの皆様にも、日本独自の和太鼓音楽に誇りを持ち、新しい日本の文化の道を切開いていただきたいと思います。
 本ジュニアコンクールの目的は、全国から選ばれた次代を担うジュニアの代表団体により演奏技術を競い、併せて、演奏と交流を通じ日本太鼓の普及振興を図るとともに、青少年の心身の健全な発達に資することにあります。
 本日出場の栄冠を得た38団体の出演者の皆様には、今日まで鍛えあげられたあらゆる技と術を力一杯表現されますよう心からのご健闘をお祈り申しあげます。
 ご来場の皆様にも、今日まで幾度となく手の豆がつぶれる厳しい練習に耐え、その成果をこの舞台に力の限り発表するジュニアの皆さんに温かい拍手を送っていただきたいと思います。
 おわりに、本コンクール開催にあたり、財団法人日本太鼓連盟の皆様のご指導、日本財団の特別ご協賛、開催地福島県並びに郡山市の皆様の格別なるご協力、特別賞のご提供をいただきましたテレビ各局の皆様、ご後援いただきました関係団体並びに報道機関の皆様、そして広告のご協賛をいただきました関係各位の皆様に厚くお礼申しあげ、挨拶とさせていただきます。








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