日本財団 図書館


ご挨拶 財団法人 日本太鼓連盟 会長 津田 正
z1001_01.jpg
 本日は、第4回総務大臣杯日本太鼓ジュニアコンクールにお越しいただきありがとうございます。
 財団法人日本太鼓連盟は1997年11月11日に設立以来、日本財団のご支援をいただきながら、太鼓関係者のご協力、ご理解により着実に前進してまいりました。今日では34都道府県が支部として加盟し、加盟団体数は800チームを上回り、会員総数も2万2千人を越えております。
 今年度から中学校の音楽時間に「和楽器の学習」が新たに設けられます。このたび、当財団が全国規模で実施した「学校における日本太鼓指導実績」のアンケート調査では、600通近い回答が寄せられ、既に各地の学校で太鼓の指導が幅広く行なわれていることを実感いたしました。今後は更に日本太鼓と学校教育との関わりが強くなると思われます。
 このように日本太鼓の人気が高まるなか、当財団といたしましては、さらに日本太鼓の普及、振興を図るため、指導者の育成など様々な事業を積極的に実施していく所存であります。
 本大会は、次世代を担うジュニアの健全育成と日本太鼓の後継者づくりを目的に、32都道府県から予選大会(出場244チーム、出場者3,027名)で選抜された38チームが一堂に会し、日頃の練習の成果を発表するコンクールであります。出場するチームの皆さんは、技術の向上のみならず、日本太鼓を通じ、他人への思いやりや礼節、マナーを学びとっていただくとともに全国各地の仲間と交流を図り、友好を深め、いつまでもそれぞれの胸に残るコンクールとされますことを期待いたします。
 終わりに、本大会の開催にご尽力いただきました日本財団、郡山市並びに(財)日本太鼓連盟福島県支部をはじめとする関係各位に心からお礼を申し上げます。
 本日、ご来場いただきました皆様には、日本を代表する伝統文化の一つである日本太鼓のジュニアによるコンクールを最後までごゆっくりとお楽しみいただきたいと存じます。








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION