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第12回運営委員会を開催 〜2001年1月18日(木)・東京〜
【2000年度事業の実施報告と今後の予定】
「第3回日本太鼓ジュニアコンクールについて」
●2001年1月6日の省庁再編に伴い、これまでの自治大臣杯から総務大臣杯へ名称が変更した旨の報告を行った。
●審査委員候補者の選任について資料を基に諮り、特に異議がなく了承された。
●出場順番を決めるため、運営委員により厳正な抽選を行い決定した。
「2001年度日本太鼓助成金交付について」
●初めての申請となる事業を優先し、北海道、岩手県、千葉県、東京都、山梨県、岐阜県、兵庫県の7事業を決定した。
●ジュニアコンクール予選大会が予算的に厳しいことを考慮し、神奈川県、熊本県、鹿児島県の3県が実施する予選大会3事業を決定した。
●残りの6事業について事業内容等を検討した。しかしながら、予め支部において精査したうえで申請があったもので、公正を期すため残りの交付金額を6事業で均等に分けて交付することとした。
*日本財団へは、2001年度日本太鼓助成金交付事業を16事業(2000年度は12事業)で申請していたが、このたび、内示があり申請通り16事業に増えることとなった。従って、残りの事業に対しても、従来通り1事業20万円を交付することとした。
「公認指導員の認定について」
●2級公認指導員の松元和敏氏(鹿児島県)が昇級
昇級の条件を満たしたことから1級公認指導員に認定した。
●2級公認指導員に片庭栄次、鈴木勲雄氏の両氏、3級公認指導員に矢部興一、鈴木菊男、川俣弘子、上龍の各氏を認定
新規支部の栃木県より推薦のあった6名について、全国講習会に参加した結果、それぞれ認定することとした。
●秋田県支部指導者を3級公認指導員(31名)、1級技術認定員(2名)に条件付きで認定
秋田県支部が独自に実施している制度を、財団の資格認定制度に切り替えることについて検討した。財団設立10年前より実施されていること、制度の内容が厳格に行われていること、切り替えに際し各自の現状を把握した後に候補者を選定しており、更に、昨年11月に秋田県で行なわれた全国講習会に参加していることをふまえ検討した。その結果、条件とし当財団の指導方法を徹底するため、再度、栃木県で実施する全国講習会の5級基本講座並びに公認指導員更新研修会に参加した後、それぞれ認定することとした。
「特別会員(広島県山陽高等学校)の入会について」
 当財団への入会を強く希望しており、第3回総務大臣杯日本太鼓ジュニアコンクールへ出場したいとの要請に基づき、検討した結果、入会を了承することとした。なお、コンクールの出場については、広島県は支部が未開設であるため、チームの実情を把握すべく技術委員長の古屋氏に課題曲等の指導を兼ねて、調査を依頼し、判断することとした。
また、特別会員のあり方について見直すべきとの意見とともに、これまでの会員とは別に、ジュニア会員制度を設置すべきという意見もあり、今後、検討していくこととした。
「日本太鼓全国フェスティバル開催実施要綱の検討について」
次のような意見があった。
●各地で実施しているフェスティバルとの相違を明確にすべきである。
●プロの舞台演出家に依頼し、技術委員や事務局スタッフがその演出を学び今後の活動に生かすことを検討していく。
「その他について」
[1] 公認指導員更新研修会不参加者について
  2000年度の全国講習会に併せて実施している「公認指導員更新研修会」の参加状況の説明があった。更新研修会参加対象者186名のうち、熊本県、秋田県では研修会には65名しか参加していない。このため、栃木県に参加すべき121名のうち、不参加者が出た場合の処遇について検討した。この結果、参加状況を再度、確認したうえで次回の運営委員会で検討することとした。
[2] 日本太鼓教本の販売金額について
  現在、改訂作業を進めている日本太鼓教本の完成に伴い、販売価格を一般2,000円、会員1,500円とすることとした。
[3] 公認指導員推薦者の全国講習会受講について








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