(2) 地域別交通量
・ 自動車保有台数は、各府県、政令市ともに大幅な増加となっている。
・ 自動車の発生集中交通量は、昭和60年から平成11年のまでの間、約1.1〜1.6倍と増加した。特に、奈良県は1.6倍、滋賀県は1.5倍となっている。
・ 逆に京都市、大阪市では減少傾向がみられ、神戸市では横這い状況にある。
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図 3-5-6 府県別自動車発生集中交通量と保有台数の伸びの比較
資料: 道路交通センサス、地域交通年報
○道路混雑の状況
・ 近畿圏内で混雑状態となっている道路(スムーズに流れうる交通容量に対する実交通量の比が1を越えると定常的に混雑状態)は、京都、大阪市域をはじめとして都市近郊において多く見られる。
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図 3-5-7 平日混雑度 ((上) 全体、(下) 大阪周辺拡大)
資料: 道路交通センサス (平成11年)
○ピーク時の道路旅行速度
・ 平日朝ピーク時の旅行速度は、道路混雑状況と同様、京都、大阪市域を中心として10〜25km/hとなっており、一部の地域では10km/h以下の渋滞状態となっている。
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図 3-5-8 平日ピーク時旅行速度((上)全体、(下)大阪周辺拡大)
資料: 道路交通センサス(平成11年)