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 答申第10号では、前述した3つのねらいに基づき、目標年次(2005年)までに[1]整備することが適当である路線、[2]整備に着手することが適当である路線、[3]今後路線整備について検討すべき路線として48路線562.4kmを大阪圏の高速鉄道網の整備対象路線として位置付けた。
 これらの路線を答申策定時のねらいに分類し、その進捗状況を取りまとめたものが下表である。
 
表2-3-6 答申第10号の基本的考え方と対応する路線の整備状況(新設)
ねらい 路線数 路線延長 営業・工事率
大規模プロジェクト等への対応 30路線 304.0km 38.9%
混雑の緩和 9路線 81.6km 47.9%
鉄道サービスの高度化 14路線 190.8km 50.2%
合計 36路線 389.1km 41.7%
 
表2-3-7 答申第10号の基本的考え方と対応する路線の整備状況(線増)
ねらい 路線数 路線延長 営業・工事率
大規模プロジェクト等への対応 13路線 170.5km 31.8%
混雑の緩和 - - -
鉄道サービスの高度化 1路線 2.8km 100.0%
合計 12路線 173.3km 32.9%
注) 一部路線は、複数の考え方にわたって重複計上をおこなっている。 路線延長は現計画の延長であり、答申第10号時の延長とは必ずしも一致しない。
 
表2-3-8 10号答申の基本的考え方と対応する路線の整備状況
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