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設立10年の経緯
2001年11月 さわやか福祉財団は任意団体設立から数えて10周年を迎えます
暖かいご支援を本当にありがとうございます
 
 渋谷の地にマンションの一室を借り「さわやか福祉推進センター」を立ち上げたのが1991年秋のこと。以来10年間、「さわやか丸」は全国の数多くの皆様からのご支援をもとに、活動を継続・発展させていくことができました。スタッフ一同心から感謝申し上げております。
 そこで今回は新しいさわやかパートナーの皆様にも当時からの様子をちょっとご紹介。思えばこの10年、社会は急速に変わりました。さわやか丸の10年もまさに激動の連続…。しかし、「新しいふれあい社会づくり」はこれからが正念場です。新たな区切りのスタートを迎えて、一同改めて気を引き締めて頑張ります。
さわやか福祉財団一口メモ
 1991年11月
 任意団体「さわやか福祉推進センター」が誕生
 1995年4月
 財団法人さわやか福祉財団設立登記
 会 長 石川 忠雄慶応義塾大学名誉教授
 理事長 堀田 力
 主務官庁 厚生労働省・文部科学省(95年当時は、厚生・文部・労働の3省共管)
 
 最初に始めたのが「ふれあい切符制度」の普及(当初はボランティア切符と呼称)。そして組織づくり支援事業・社会参加システム推進事業・情報誌発行事業の3つが始まった。それから10年、今年度の事業数は計28と多彩になりました。
事務所は現在4か所め
 最初は渋谷の青山学院大学斜め向かいのマンションの一室に事務所を構えた。翌92年4月には手狭になったことから品川区青物横丁に移り長寿社会文化協会のお隣さんに。華やかな青山から一転、青物横丁は「東海道」の古い面影も残す庶民派の街。
 さらに広いスペースを求めて翌93年11月には同じ品川区の五反田へ。足をちょっと伸ばせば美智子皇后様の実家もある閑静な高級住宅地。しかし一方で今や五反田駅付近は知る人ぞ知る歌舞伎町を超えた?歓楽街でもあり、さて喜んでいたのはだあれ?
 そしていよいよ現在の港区芝公園へ移ったのが96年も暮れのこと。最初はとても広かったはずなのに今や机もびっしり、そして書類の山、山、山。
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五反田時代の事務所ビル外観
スタッフ数は?
 さわやか福祉推進センターは堀田力理事長が自らの思いで旗揚げしたもの。翌春に2番目の事務所に移った当時で堀田理事長以下5人。そこから事業の進展と共にスタッフもどんどん増えて今年10月1日現在で62人。ただしそのうち約半分を占める30人がボランティアで正規職員は6人のみ。その他は企業出向や行政からの長期研修の人をはじめ嘱託、パート等々、まさに多彩な顔ぶれです。
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青物横丁事務所。下に比べてスタッフの机の周りはいつもとってもにぎやかデス
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青物横丁事務所。堀田理事長デスクは当時からいつも見事に整理整頓
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芝公園の現事務所。以前はこんなにも広々としていたものの…








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