3-2 伊勢湾における放置艇の実態と需要動向の確認
3-2-1 伊勢湾におけるプレジャーボート保管施設の収容余力と放置艇数
伊勢湾(愛知県、三重県)において放置されている艇種の多くは、小型モーターボートが大半である(愛知県:81.3%、三重県:79.9%)。
また、両県におけるプレジャーボート保管施設収容余力と放置艇数の状況では、愛知県が収容余力1,091隻に対して放置艇数5,464隻、三重県が収容余力621隻に対して放置艇数2,506隻であり、収容施設の拡充が求められる。
表 愛知県・三重県における放置艇の艇種別状況
  |
CY |
DY |
MB大 |
MB小 |
放置艇数 |
愛知県 |
実数 |
105 |
32 |
786 |
4,541 |
5,464 |
構成比 |
1.9% |
0.6% |
14.4% |
83.1% |
100.0% |
三重県 |
実数 |
50 |
68 |
386 |
2,002 |
2,506 |
構成比 |
2.0% |
2.7% |
15.4% |
79.9 |
100.0% |
合計 |
実数 |
155 |
100 |
1,172 |
6,543 |
7,970 |
構成比 |
1.9% |
1.3% |
14.7% |
82.1% |
100.0% |
(注)CY:クルーザーヨット、DY:ディンギーヨット、MB大:大型モーターボート、MB小:小型モーターボート
(資料)「プレジャーボート全国実態調査(平成9年)」
(運輸省港湾局、水産庁、建設省河川局、以下同)
図 愛知県・三重県のプレジャーボート保管施設収容余力と放置艇数
(資料)同上