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III−2 底生生物
 出現概要を表III−2−1に、出現結果を表III−2−2に示した。
 
1) 出現種類数
 出現した動物は、軟体動物門3種、環形動物門7種、節足動物門1種、棘皮動物門1種の合計12種であった。
 
2) 出現個体数
 各調査点の出現個体数は68〜4,096個体/m2の範囲であった。出現傾向は調査点Cが最も多く、調査点Bで少なかった。
 
3) 主要種
 各調査点の主な出現種は、調査点Aでは環形動物門のヨツバネスピオ(A型)が個体数比率で96.4%、調査点Bでは環形動物門のヨツバネスピオ(A型)とオウギゴカイが個体数比率で39.7%、調査点Cでは環形動物門のヨツバネスピオ(A型)が89.0%、調査点Dでは環形動物門のヨツバネスピオ(A型)が75.6%であった。また、全調査点を通してヨツバネスピオ(A型)が90%近く占めていた。
表III−2−1 底生生物出現概要
調査年月日:平成14年1月16日
調査方法:スミスマッキンタイヤ型採泥器による採泥
(拡大画面: 154 KB)
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注:1.種類数、個体数欄の( )内は、各調査点における組成比率を示す。
 2.主な出現種の( )内は、総出現個体数に対する組成比率(%)を示す。
 3.主な出現種は組成比率5%以上のものを示した。
 4.四捨五入のため、合計欄が一致しない場合がある。
表III−2−2 底生生物出現結果
調査年月日:平成14年1月16日
調査方法:スミスマッキンタイヤ型採泥器による採泥
単位:個体/m2、湿重量g/m2
(拡大画面: 162 KB)
z0208_01.jpg
注:湿重量の0.00は0.01g以下を示す。








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