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事例18 丸鋸昇降盤で材料を加工中に手が刃に接触
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発生状況 職種 木工 年齢 61才 経験年数 37年 勤続年数 37年
 本人は木取りのための治具が不足したため、丸鋸昇降盤で1本目の加工を終え、2本目を加工中終端部近くになった時、材料が踊り出したため材料を押さえていた左手が丸鋸の刃にふれ受傷した。このとき、右手で押し棒を使用していたが、接触予防装置を使用していなかった。
 
原因 対策
1.短時間、少量の作業のため、手間のかかる接触予防装置のセットを怠った。 1.接触予防装置(可動式)は常時刃の上部の定位置に固定させておく。
2.接触予防装置の使用の徹底について甘さがあった。 2.接触予防装置の必要性について関係者に再教育を行なう。








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