事例2 開放したままのマンホールに足を突っ込み受傷
発生状況 職種 塗装工 年齢 57才 経験年数 35年 勤続年数 35年
バラストタンク内で吹付け塗装作業を終え、次の場所に移動する際、左手にライト、右手に吹付けガンを持ち、高さ400mmのブラケットを跨いだときに、軽め穴(マンホール、400×600mm)が下にあることに気付かず足を突っ込んでバランスを崩し、前方のフレームに左胸部を打ち受傷した。
原因 |
対策 |
1.軽め穴およびマンホール等には、踏抜き防止用の網状のカバーが用意されていたが、カバーが開放されていた。 |
1−1.吹付け塗装の前に、当日の作業場所とその場所へ移動する範囲の、踏抜き防止用のカバーが閉じられていることを確認すること。
1−2.踏抜き防止用のカバーを、タッチアップ塗装のため開放することがあるが、塗装後は確実に閉めることを徹底する。
1−3.他の職場にも、よく連絡し、作業上必要により開放したときは、作業終了後閉めさせることを要請し徹底する。
|