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新世紀への躍動
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2001/8・31
 
長野犯罪被害者 支援センターだよりNO.4
 
発行/平成13年8月31日
発行責任者/筒井健雄
発行所/長野犯罪被害者支援センター事務局
電話/FAX 026-223-7848
 
長野犯罪被害者支援センター
事務局 玉木一成
 
 今年度の通常総会の報告をさせていただく前に、誠に痛恨の極みですが、本会の創設に深く関られました参与の丸山庸雄先生が総会を前に急逝されましたことをご報告します。
 第三回通常総会が去る五月十二日長野市若里市民文化ホール特別会議室に正会員三十三名が参加して開催されました。
 長野県警察本部長松田広光氏の祝辞に続き、筒井健雄会長の「新しい二十一世紀は一人一人の心の優しさを如何に涵養していくかが問われる世紀だ」との挨拶に続き、平成十二年度事業報告・収支決算報告と平成十三年度の事業計画・予算案が運営委員会を代表して酒井宏幸運営委員から提案されました。
 新規事業の被害者直接支援事業・相談員の研修計画・事務局体制の強化・財務体質の強化など白熱した議論が展開されました。
 民間の被害者支援組織が念願としてきた、[1]「犯罪被害給付制度の拡充」即ち支給額の上積みと支給条件の拡大。[2]「民間被害者支援活動の法的認知」即ち国、県による「認証団体」の指定により「被害者への早期援助活動」を行なうなどの法的根拠が与えられました。
 一方で被害者のプライバシーの厳守や情報管理などこれまでの活動を質的に変化させる努力が必要です。
 おりしも大阪教育大学付属池田小学校で発生した多数の児童殺傷事件に対応した、「早期危機介入」に「おうみ」・「京都」・「大阪」の支援センターが取り組んだ経緯から学ぶこともたくさんあります。
 今年も被害者への支援活動の充実と共にセンターの活動を「躍動」感あふれるものにしたいと思います。
 
相談電話
 
みんなの心が集まって
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