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3.海上防犯に関する各種の啓蒙活動
 管下各地方本部及び各支部において、所轄海上保安部署の協力を得て次のような啓蒙活動を実施した。
(1)海上防犯講習会の開催
 海上防犯地方連絡会議の主催により、プレジャーボート、遊漁船、旅客船事業者、マリーナ、漁協関係者等を対象とした講習会を開催した。
 講習会の主要項目は次のとおりである。
[1] 海上犯罪の現状について
[2] 海上防犯活動について
[3] 通報要領について
[4] 海上防犯の一般的な事項について
[5] 指導員・連絡員の活動について
[6] 海上保安庁・海上保安協会の組織及び業務概要について
(2)海上防犯ポスターの作成・配布
 海上防犯を呼びかけるポスターを作成し、海上保安官連絡所・遊漁船事務所・漁業協同組合・カーフェリー・旅客船の船客待合所・マリーナ等に掲示し、活発な啓蒙活動を展開した。
 
 北海道(一) 1,000  東北(二) 630  関東(三) 870  東海(四)  440
 神戸(五) 920  広島(六) 1,000  門司(七) 1,100  舞鶴(八)  630
 新潟(九) 440  南九州(十) 620        
 沖縄(十一) 350  合計 8,000        
( )内は、該当管区本部を示す。
(3)会誌の発行
 北海道・東北・東海・神戸・広島・舞鶴の6地方本部が「海上防犯だより」、「霧笛」、「海上防犯」、「四管だより」等の名称で会誌を発行した。
 記事の内容は、海上防犯活動について、各海上保安部署の紹介、講習会・海上防犯地方連絡会議の開催、お知らせコーナー、行事予定、管区内十大ニュース、指導員等からの投稿、銃器・薬物の全国集中一斉取締り、薬物・銃器、密航、環境事犯の状況について等多岐にわたり、関係者に興味深く読まれ、防犯意識の高揚等を図った。
平成12年度会誌
(拡大画面: 962 KB)
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4.事業費
予算額 8,600,000円 (内 日本財団助成金額 6,800,000円)
決算額 8,019,441円  
返戻金 580,559円  
差引額 0円  
支出内訳 
(単位:円)
科目 金額 内訳
人件費 146,000 委員手当  90,000
臨時傭人給  56,000
(沖縄サミット啓蒙活動諸作業)  
旅費 156,280 指導員派遣旅費  156,280
物件費 5,273,375 資料印刷費  5,273,375
 沖縄サミットポスター  294,000  
    〃   リーフレット  189,000  
    〃   ステッカー  745,000  
    〃   立て看板  3,150,000  
   小計  4,378,000  
 海上防犯ポスター  336,000  
 海上保安官連絡所看板  120,750  
 海上防犯手帳  76,020  
 月間報告書用紙  45,500  
 事業報告書  264,600  
 会誌  52,505  
事務費 2,134,286 通信費  319,246
事務費  1,577,040
 防犯指導員活動費  1,560,000  
 会議資料作成費  17,040  
交通費  238,000
会議費 309,500 茶菓食事費  309,500
合計 8,019,441  








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