基本計画・実施計画・月間の主要及び重点対策
第7次船員災害防止基本計画
I |
期間 |
平成10年度〜14年度 |
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II |
目標 |
死傷災害 |
汽船 約16% |
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漁船 約18% |
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合計 約17%減 |
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疾病 |
汽船 約10% |
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漁船 約10% |
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合計 約10%減 |
III |
主要な対策 |
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■基本的事項に関する対策
(1)自主的な船員災害防止対策の推進
・経営首脳部による安全衛生管理活動への積極的な取り組み
・安全衛生管理に関する年間計画の作成及びその実施
・安全衛生委員会の活性化
・安全又は衛生の管理を担当する者の権限及び責任の明確化並びに職務の遂行の促進
・船員安全衛生推進会制度の活用の促進
(2)安全衛生教育訓練の充実
■重点対策
(1)安全衛生管理活動の活性化
(2)死傷災害防止対策の推進
(3)海中死亡災害防止対策の推進
(4)高年齢船員の死傷災害防止対策の推進
(5)生活習慣病の予防対策の推進
(6)作業の標準化の推進
(7)混乗外国人船員に係わる安全衛生対策の推進
(8)総合的な船員災害防止対策を推進するための体制の整備
・船員災害防止協会等の充実強化
・行政における体制の整備の推進
★第45回目間中の主な実施事項★
(1)船舶及び事業所内の自主総点検並びに防止対策の実施
(2)安全衛生に関する訪船指導
(3)サバイバルトレーニング、講習会等の実施
(4)安全衛生管理体制に関する指導強化
(5)船員災害防止大会、講演会、保護具等展示会の開催
(6)総合的な健康状態を把握するための「船員の体と心の健康調べ」診断の活用の推進
(7)船員無料健康相談所の開設
(8)船員の労働条件の改善の推進
(9)テレビ、ポスター、垂幕等による広報活動
(10)安全衛生に関する標語、体験記及び意見の募集
(11)船員労働安全衛生功績者の表彰
船員災害防止実施計画の死傷災害・疾病発生率減少目標
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〔平成13年度〕 〔平成12年度〕 |
死傷災害 |
汽船 約8% ← 約3% |
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漁船 約6% ← 約4% |
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合計 約7% ← 約4% |
疾病 |
汽船 約3% ← 約3% |
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漁船 約3% ← 約3% |
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合計 約3% ← 約3% |
注 平成11年度の船員災害発生率を対前年度比で見ると、疾病では減少し死傷災害では汽船、漁船ともに増加し全体で4-8%と増加したことに伴い、第7次基本計画中に定める減少目標を達成するため、平成13年度の減少目標は例年に比し3〜4%高くなっている。
第45回船員労働安全衛生月間
■重点対策
(1)
[1]「はさまれ」、「転倒」による死傷災害防止の推進
[2]漁ろう作業等甲板上における作業での作業用救命衣の着用の徹底の推進
[3]高年齢船員の増加に対応した死傷災害防止
(2) 各地方(地区)船員労働安全衛生協議会等は、重点対策及び上記主要施策のほか、必要に応じ地域の災害実態等に即した重点を定める。
■主要対策
(1)運輸安全への総合的な取組み状況を踏まえた対策の推進
(2)安全衛生管理体制の整備とその活動の推進
(3)死亡災害の絶滅を目指した死傷災害防止対策の推進
(4)生活習慣病を中心とした疾病予防対策及び健康増進対策の推進
(5)混乗外国人船員に係る安全衛生対策の推進
(6)十分な乗組員数の確保及び労働時間の短縮等労働条件の改善の推進