サマーキャンプは平成4年(1992)に初めて開催されました。10年間で、参加者は29会場あわせて約7100人になります。

　平成4年(1992)静岡県富士宮市

　平成5年(1993)静岡県富士宮市

　平成6年(1994)佐賀県富士町・静岡県富士市・山梨県山中湖村

　平成7年(1995)大分県九重町・宮城県蔵王町・山梨県山中湖村・静岡県富士市

　平成8年(1996)福岡県玄海町・宮城県蔵王町・静岡県富士宮市

　平成9年(1997)愛知県鳳来町・宮城県蔵王町・福岡県福岡市・神奈川県足柄町

　平成10年(1998)長野県穂高町・富山県立山町・長野県大岡村・山梨県山中湖村

　平成11年(1999)山梨県小淵沢町・山梨県山中湖村・石川県羽咋市・静岡県富士市

　平成12年(2000)山梨県小淵沢町(2開催)・群馬県吾妻町

　平成13年(2001)山梨県小淵沢町・山梨県山中湖村・茨城県土浦市

　難病や障害をもつこどもたちの家族キャンプ「キッズ・ファースト」は、皆様からの、協賛・寄付・募金によって支えられています。平成14年(2002)は、三重県松阪市・長野県三郷村・群馬県吾妻町・香川県津田町での開催を予定しています。ご協力をお願いいたします。

　(財)日本児童家庭文化協会　募金係　郵便振替/00140-9-76239

　「キャンプは“るつぼ”だゼイ!」と書いたことがあります。

　仲のイイ3年続けてきている社会人女性ボラさんと思い出話をしていました。「はじめて参加したとき「私はこれから何をしたらいいですか?」と尋ねたら「担当の親御さんと話して自分で考えてください」」と私に言われ、ガーンとなったそうです。このようにボランティアに「つめたい」のは、確信犯でありまして、いろんなバイアス(先入観)なしに、患児家族とボラさんとの出会いを大切にしたいからです。おたがいのハラハラドキドキもんが、わずかな時間でどんどん密な関係になっていく。

　また、キチンとデザインされたものからは生まれてこない、意外性や即興性、思ってもみなかったこと、ついみんなに話したくなっちゃうことが起きるように「ルーズなスケジュール」にしてあるのも確信犯でありまして、私もびっくりさせてもらい楽しませてもらっています。そんな、人間っぽい体験がエネルギーとなって“るつぼ”がふつふつと熱くなるのでしょうか?!

　キャンプに関わって10年になります。今のスタイルのイイところもワルイところも含め、また来年、参加者の方々と力を合わせて“るつぼ”を作っていきたいと思います。