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編集後記
 
○四月二十日(金)、早朝のNHKテレビで「夏の富士山」と題した素晴らしい空撮映像を観賞しました。夢見心地の一時でしたが、映像が本栖湖上空に差しかかった時、湖面に競艇訓練生のボートが画いた航跡があることに気づきました。航跡は紺碧の運動場に四〇〇メートル走用の石灰の白線を引くかのように楕円形のトラックを画き、その一方から六艇が静かに帰還していく姿がそこにありました。今年の四月から、競艇選手の新人教育は、福岡県大和町に新築された「やまと競艇学校」に移り、本栖研修所の使用も今年度限りとなりました。吟界恒例の夏季吟道大学は、財団発足当初からこの本栖研修所で行われてきましたが、この夏の受講者一二〇名が、ここでの最後の受講者となります。
 
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○今年の夏季吟道大学では競艇訓練生が一人もいません。このことから大学の時間割なども一部変更されました。起床は六時であったものが七時に、その分、消灯就寝の時間が一時間遅れて十一時になります。点呼や、規律正しい生活態度など、お手本とする訓練生がいないとなると、この辺をどう穴埋めするか、開催を間近にひかえ、運営担当世話役並びに事務局の緊急の課題となっています。
(矢萩保三)
 
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