9.1　神奈川支隊/「第22回七都県市合同防災訓練」「平成13年度神奈川県・横須賀市合同防災訓練」「神奈川県防災情報収集伝達訓練」

　赤十字飛行隊神奈川支隊は結成後初、県の訓練に参加した。本訓練は各会場に小泉首相や石原都知事なども参加した本格的な合同訓練。当日作業は、先ず「神奈川県防災情報収集伝達訓練」から出動し、基地の赤田HPから松田、中井両町の市・町内全域を回って飛行隊貸し出し無線機を使用して、周辺情報の提供や松田町災害対策本部との無線機を使っての送受信訓練を行った。次に「神奈川県・横須賀市合同防災訓練」では、支隊ヘリコプター2機体制で秦野赤十字病院の医療救護班を、県会場となった横須賀市の新港埠頭に搬送するなど活躍した。特に医療班搬送では2機フォーメーションに加え各防災機関との連携が重要となるので基地を離陸後、自衛隊との打ち合わせ待機エリアにて着陸予定時間の確認の為、県警ヘリ無線にて地上情報リレー訓練を行うなど細かな作業をこなしながら、予定通り横須賀市防災訓練会場に着陸し医療班チームの搬送を完了させた。その後横浜HPへと移動し、再び横須賀市合同防災訓練会場に着陸、次の「七都県市合同防災訓練」会場である川崎防災訓練会場へと再び医療班チームを搬送し、完了した。

　

神奈川県防災情報収集伝達訓練

　

平成13年度神奈川県・横須賀市合同防災訓練

　

第22回七都県市合同防災訓練

　

8.5、19海岸周辺自主パトロール(平塚〜大磯〜小田原周辺)

8.25茨城支隊/茨城県・神栖町総合防災訓練

　当日は6機フォーメーションにて阿見飛行場を離陸後、大利根飛行場を経由し、竜ヶ崎〜潮来〜鹿島市を経由、会場となった鹿島港へ3機＋3機にて編隊飛行、その後編隊解散し場周を1機毎に通過し会場及びその空域付近の偵察飛行、被害状況などを訓練会場の日赤茨城専用無線機にて交信報告、全て完了して帰投した。赤十字飛行隊以外の参加機は次のとおり。

茨城県警航空隊、偵察航空隊、茨城県防災航空隊、東部方面航空隊、百里救難隊、栃木県防災航空隊、海上保安庁

	ビーチE33	JA3444	木村　嵩	支隊長
	ビーチB24R	JA3694	大山　佳伸	隊員
	ムーニーM20K	JA3984	中村　寿伸	隊員
	ソカタTB10	JA4106	中村　源兵衛	隊員
	ビーチA36TC	JA4179	根本　達久	隊員
	ムーニーM20J	JA3808	青柳　秀登志	隊員
			土屋　昭	隊員