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B. 重力異常データの加工(図2-5参照)
(1)Sandwellらの研究グループが整理した1分メッシュの全球フリーエア異常分布データセットgrav.img.9.1から衛星軌道直下の観測で確定された点のみについて(経度、緯度、フリーエア異常)の3項テキストデータを抽出した。抽出にはSandwellらの開発したツールimg2xygを用いた。
 
抽出データの例:
130.008,35.9934,-25.6000
130.025,35.9934,-24.8000
130.042,35.9934,-24.0000
130.092,35.9934,-28.2000
130.125,35.9934,-35.2000
 
モデル海域(G1405)での結果を図2-21に示す。
 
(2)GMTのsurfaceコマンドにより領域内全ての1分×1分格子点について重力値を補間した。(図2-5の手順2-1)
 
 %surface $1 -I1.0m/1.0m -R130.0/140.0/30.0/36.0 -T0.0 -G$2 -V
 
注:水深データの場合と格子サイズ・範囲は同じだが、元データが高密度で分布も均質なのでtension=0でスプライン補間した。
 
モデル海域(G1405)での結果を図2-22に示す。
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z1038_01.jpg
図2-21 衛星観測重力異常(G1405)
(拡大画面: 165 KB)
z1038_02.jpg
図2-22 衛星観測重力異常surface結果

 
モデル海域(G1405)での結果を図2-23に示す。
 
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z1039_01.jpg
図2-23 衛星観測重力異常surface結果のコサインテイパー処理









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