10/13土 地域伝統芸能公演
グランシップ大ホール
●下田太鼓 (静岡県下田市)
●東津汲鎌倉踊 (岐阜県久瀬村)
●勝坂神楽 (静岡県春野町)
●細江神社祇園ばやし (静岡県細江町)
●寺野のひよんどり (静岡県引佐町)
●葛西囃子 (東京都葛飾区)
●水戸大神楽 (茨城県水戸市)
●中野七頭舞 (岩手県岩泉町)
16:00〜18:00
下田太鼓
静岡県下田市
出演/下田太鼓伝統保存会
東海道筋下田街道
徳川治世の始期寛政年間に、時の下田奉行今村伝四郎正長公が、永く打ち続いた戦国の荒廃した民心の安寧と、町の活性を図るため下田町民に伝えられたといわれています。その太鼓の調べは、徳川家康公の旗本として正長公が参陣した大阪夏の陣の際、大勝した徳川軍勢が大阪城入城の際に打ち鳴らした陣太鼓の打法を取り入れて定められたと伝えられています。以来三百有余年、代々の若衆により脈々と受け継がれた打法は、正調と呼ばれる4曲(1番「岡崎」2番「さん切り」3番「若竹」4番「たかどろ(高殿)」)をはじめ、色物と呼ばれる謡曲から採られたもの(「たけす」、「籠まわり」、「手水鉢」など)や「農兵節」などがあり、それぞれの町の若衆にその町の特技として伝えられています。