10/12金 開催記念公演(第一部)
グランシップ中ホール
●見高三番叟 (静岡県河津町)
●白石踊 (岡山県笠岡市)
●先帝祭上臈参拝行事 (山口県下関市)
●西浦田楽 (静岡県水窪町)
13:30〜15:45
見高三番叟
静岡県賀茂郡河津町
出演/見高三番叟保存会
町指定民俗文化財
東海道筋下田街道
江戸時代、見高村(現在の河津町)出身で、江戸歌舞伎の名優として名高い4代目市川小団次は、当時村の青年の間では大変な人気でした。嘉永3年(1850年)有志の青年が江戸に出向き小団次から教わった「式三番」を旧庁屋で上演したのが最初であると伝えられています。その後、小団次の養子市川左団次の指導により廻り舞台をもった神楽殿が建てられ、そこで演じられるようになりました。戦後久しく中断していましたが、伝統の郷土芸能として昭和51年に復活しました。
神楽殿の廻り舞台は現在もそのまま残っています。また神楽殿では江戸歌舞伎で使用された引幕が保存されており、芸能文化財として全国的に貴重なものであるといわれています。