御挨拶(はらから福祉会理事長 山本登起子)
新緑が美しく、さわやかな活気をいただけるこの頃となりました。
当はらから福祉会は、無認可任意団体として、はらから会発足以来13年余の間、県内4ケ所に小規模作業所を運営、その実績をもって、平成8年8月県の社会福祉法人認可を受けました。翌平成9年4月より知的障害者授産施設(通所)「蔵王すずしろ」を蔵王町に開設し、その後平成11年からは、はらから発祥の地、柴田町にある「はらから共同作業所」、丸森町にある「はたまき共同作業所」を分場施設として運営させて頂いております。今や、少子高齢化の時代の波は、福祉の分野に大きな変化をもたらし、障害者の分野でも、平成15年度からは利用者が施設を選択するという制度に変わろうとしています。
この様な時代の要請に答える施設設備は仙南地域にも、まだ求められている状況で、この度、村田町関場地区に、町所有地をお借り出きるということは大変嬉しい事で何とか施設設備を実現したいと頑張らせて頂きました。
財源は日本財団の助成金をはじめ、宮城県の補助金、仙南広域2市7町(地元村田町を含む)各自治体より負担金(助成金)、はらから会及び一般の方々からの寄付金、又社会福祉医療事業団より借入金等、実に多くの方々の物心両面のご支援をいただきました。心から厚く感謝申し上げます。
お蔭様で平成14年4月1日、無事、村田町に知的障害者授産施設(通所)「びいんず夢楽多」を開設する事が出来ました。「夢を持って、楽しく働き、多くの人に期待され喜ばれる様に」の思いを込めて名称は公募により、名付けさせていただきました。
村田町に通所する所員、職員はもちろん、当福祉会全体のものとして実践し、ご支援下さる皆様方へお報い出来るよう、頑張る決意を新たにしているところです。
「蔵王すずしろ」での豆腐やパンは、県内外にご好評をいただき、その実績をも評価されての事です。この度の取り組みは地元産のあおばた豆を使ってのものとなり、村田町あげてのご支援を頂ける等、正に地域に根ざした福祉の実践が出来ることは、何とも幸せな事でございます。今日までのはらからが目指した理念、「障害者の自立と社会参加」「地域に生き生き普通の生活」をするために、「どんなに障害が重くとも働くことを生活の柱に」「賃金所得をきちんと保障していこう」との基本姿勢を持って又一つ前進です。
どうかご理解を賜りまして、今後ここ「びいんず夢楽多」の製品、あおばた豆腐やお惣菜が美味しく、安全、安心な食材として、多くの皆様に愛される様、末永くご支援ご協力頂けますようお願い申し上げて、挨拶とさせていただきます。