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(4) 生涯学習
 圏域内の生涯学習施設は、ほとんどの自治体に市(町)民会館、中央公民館、図書館が整備されている(図表1-12)。
 生涯学習の場と機会の提供に関する住民意識は、平成10年度から12年度にかけて三重県全域でみると満足意識が増加(15.7%→17.1%)しているが、桑名・員弁圏域は逆に低下(17.3%→15.8%)している(図表1-13)。
 圏域別にみても、桑名・員弁圏域の不満意識が一番高く(25.1%)、住民の生涯学習ニーズの高まりに対し、十分なサービス提供が行われていない現状がうかがわれる(図表1-14)。
図表 1-12 生活学習施設の現況
  中央公民館 公民館 図書館 その他の生涯学習施設 合計
桑名市 1 14 1 4 20
中部 長島町 1 3 - - 4
木曽岬町 1 2 - 1 4
員弁町 1 - - - 1
大安町 1 3 1 1 6
東員町 1 1 1 1 4
北西部 多度町 1 5 1 1 8
北勢町 1 - 1 1 3
藤原町 1 5 1 - 7
合計 9 33 6 9 64

資料:
桑名・員弁広域連合「第4次桑名地区広域行政圏計画」(平成13年3月)

図表 1-13 「生涯学習の場と機会の提供」満足意識の経年比較(平成10,12年度 県全域、桑名・員弁)
図表 1-14 「生涯学習の場と機会の提供」満足意識の地域比較(平成12年度)
(5) スポーツ・レクリエーション施設
 圏域内のスポーツ・レクリエーション施設は、体育館、運動広場、野球場、テニスコートはほとんどの自治体で整備されている。柔道場、剣道場は多度町、長島町、藤原町以外の自治体に整備されている。また、陸上競技場も統計資料にはみられないが、東員町などに整備されている(図表1-15)。
 スポーツ・レクリエーション施設の整備に関する住民意識は、平成10年度から12年度の比較では三重県全域および桑名・員弁圏域で満足意識・不満意識ともに低下している(図表1-16)。
 圏域別でみると、鈴鹿・亀山圏域だけが満足意識が不満意識を上回っているのが特徴的であるが、桑名・員弁圏域の満足意識・不満意識はともに県全体とほぼ同様の水準にある(図表1-17)。
 満足度を圏域内のエリア別にみると、中部が他エリアより比較的高い(11.2%:桑名4.4%、北西部4.3%)。一方、不満とする回答は、北西部(40.5%)、桑名(34.3%)、中部(22.4%)の順で、北西部に施設の整備ニーズが高い(図表1-18)。
図表 1-15 スポーツ・レクリエーション施設の現況
 


運動

広場

























野外活動
施設

その他

桑名市 1 1 1 1 4 5 - 4 - - - - 2 19
中部 長島町 1 1 - - 1 1 1 1 - 2 - - 1 9
木曽岬町 2 2 1 1 2 1 1 - - - - - - 10
員弁町 1 1 1 1 2 1 - 2 - 1 - - 1 11
大安町 2 1 1 1 1 1 1 2 - - - - 1 11
東員町 1 2 1 1 2 2 - 2 - - - - 1 12

西
多度町 1 - - - 1 1 2 - - 1 - - - 6
北勢町 1 4 1 1 - 2 1 2 - - - - - 12
藤原町 - 1 - - 2 1 - - - - - - - 4
合    計 10 13 6 6 15 15 6 13 - 4 - - 6 94
注)
県営施設を含む。

資料:
三重県 「平成13年刊 三重県統計書 (教育委員会事務局体育保険課)」(平成13年3月)

図表 1-16 「スポーツ・レクリエーション施設の整備」満足意識の経年比較(平成10,12年度 県全域、桑名・員弁)
図表 1-17 「スポーツ・レクリエーション施設の整備」満足意識の地域比較(平成12年度)
図表 1-18 「スポーツ・レクリエーション施設の整備」に対する圏域内の満足度








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