ウ 交通
本町の幹線道路としては国道150号、主要地方道袋井浅羽大須賀線、県道磐田掛川線及び大規模農道(山梨浅羽線)の3つがあり、これに県道中野諸井線と県道西同笠線が付随している。高速道路は町内を通過しておらず、東名高速道路の袋井ICからは約5kmの距離に位置している。町内の幹線道路このうち、東西方向の道路として、国道150号線及び県道磐田掛川線が、南北方向として、主要地方道袋井浅羽大須賀線、県道中野諸井線、県道西同笠線、大規模農道(山梨浅羽線)がある。また、町南部地域には東西方向に農免道路が貫通している。
公共交通機関機関としては、鉄道は町内を通過しておらず、路線バスが袋井駅から1系統、町内を町自主運行バス(メローバス)が1系統それぞれ運行されている。また、最寄の鉄道駅としては、JR新幹線(東海道線)掛川駅、JR東海道線袋井駅、愛野駅がそれぞれ町の中心部から約4〜10kmの距離に位置している。
図表1-2-9 主要道、鉄道等の現況
エ 土地利用・土地規制
[1] 土地利用
本町の土地利用は、農用地が全体の1,356ha(47.6%)を占め最も多く、以下、宅地443ha(15.6%)、道路375ha(13.2%)、水面・河川・水路217ha(7.6%)、森林125ha(4.4%)が続く。また、宅地の内訳は住宅地215ha(48.5%)、工業用地94ha(21.2%)となっている。
土地取引については、平成3年度にピーク(737件、面積23.2ha)に達し、その後は急激に低下したが、平成8年以降は再び増加に転じている。農用地の転用については、平成5年から9年度の5年間に2,447.4aが転用され、転用用途は、住宅用地が1,032.0a(42.2%)と最も多く、以下、工鉱業用地516.2a(21.1%)、その他建築物施設330.2a(13.5%)が続く。
図表1-2-10 土地利用の現況
区分 |
平成6年 |
平成7年 |
平成8年 |
平成9年 |
平成10年 |
合計 |
2,846ha |
2,846ha |
2,846ha |
2,846ha |
2,846ha |
(100%) |
農用地 (農地) |
1,397 |
1,391 |
1,384 |
1,369 |
1,356 |
(47.6) |
森林 |
125 |
125 |
125 |
125 |
125 |
(4.4) |
原野 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
(0.0) |
水面・河川・水路 |
218 |
218 |
218 |
217 |
217 |
(7.6) |
道路 |
368 |
373 |
373 |
373 |
375 |
(13.2) |
宅地 |
432 |
432 |
434 |
440 |
443 |
(15.6) |
(住宅地) |
205 |
208 |
211 |
214 |
215 |
(7.6) |
(工業用地) |
96 |
91 |
88 |
94 |
94 |
(3.3) |
(その他の宅地) |
131 |
133 |
135 |
132 |
134 |
(4.7) |
その他 |
306 |
307 |
312 |
322 |
330 |
(11.6) |
資料:浅羽町「第二次浅羽町国土利用計画」 (平成12年12月) |
図表1-2-11 用途別にみた農地の転用面積の推移
(単位: a ) |
区分 |
平成5年度 |
平成6年度 |
平成7年度 |
平成8年度 |
平成9年度 |
合計 |
総計 |
413.1 |
400.1 |
354.2 |
660.0 |
620.0 |
2,2447.4 |
住宅用地 |
185.7 |
107.7 |
168.6 |
320.0 |
250.0 |
1,032.0 |
工鉱業用地 |
108.0 |
113.0 |
55.2 |
230.0 |
10.0 |
516.2 |
公共用地 |
- |
24.5 |
92.2 |
- |
30.0 |
146.7 |
レジャー用地 |
1.7 |
41.0 |
- |
- |
200.0 |
242.7 |
その他建築物施設用地 |
44.2 |
87.8 |
38.2 |
60.0 |
100.0 |
330.2 |
その他 |
73.5 |
26.1 |
- |
50.0 |
30.0 |
179.6 |
資料:静岡県農地利用室「農地移動実態調査」 (各年分) |
図表1-2-12 土地利用現況図