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イ 沿岸部における土地の利活用調査
 
(ア) 調査対象範囲の選定
 対象地区の水際部から、沿岸部を通る「国道134号」の陸地側に一区画分までを調査範囲として設定した。
 
(イ) 土地の利活用の状況
 調査対象地区における土地の利活用の状況は以下のようにまとめられる。
 
● 国道134号沿いに立地する魅力施設
 国道134号沿いには、飲食店が数多く立地しており、海を眺めながら食事を楽しむことができる。また、長者ヶ崎近くには、相模湾を望む斜面地には宿泊施設(ホテル音羽の森)もみられ、さらにマリンクラブもあるなど、海辺の魅力を高める施設の立地が数多く立地している。
 
● 海岸沿いのオープンスペースとそのアクセスポイント
 海岸沿いには、国道134号から直接海辺へ下りることのできる階段が整備されているなど、海辺へのアクセスポイントが数多く点在している。また、海岸部には、久留和海岸などの浜辺のオープンスペースが続いており、海辺の一般利用が可能な範囲は大きい。
 
● 自然の景勝地となっている立石、長者ヶ埼
 海に突出した立石、長者ヶ崎は、自然の景勝地として市民に親しまれている。
 
 秋谷地区では、海辺にオープンスペースが確保され海辺の利活用が可能であること、海を眺めることのできる飲食店が数多く立地するなど、海への眺望を楽しむ魅力施設が立地しており、利活用の面でも海と人々との結びつきが良好である。
 
 次頁以降に調査対象範囲の土地の利活用の状況を、図表4-11と、写真4-5、写真4-6に示す。
図表4-11 秋谷地区の沿岸部における土地の利活用の状況
(拡大画面: 803 KB)
写真4-5 秋谷地区の沿岸部における土地の利活用の様子(1)
[1] 立石公園
 古くから自然の景勝地として知られる立石周辺は公園として整備されている。
[2] 立石公園
 公園からは海辺へ直接降りていくことができる。
[3] 立石公園
[4] 海岸沿いのレストラン
 海岸沿を通る国道134号沿いには、レストランが数多く立地している。
[5] 国道134号沿いには、海浜へ降りる階段が数箇所整備されている。
[6] 海沿いのわずかな平坦地には主に、低層戸建住宅が立地している。
[7] 久留和漁港
[8] 久留和海岸
 浜辺のオープンスペースが広がっている。
[9] 久留和公園
[10] 海辺へのアクセスポイント
[11] 熊野神社
[12] 国道134号沿いには所々に5階建て前後の中高層マンションが建っている。
(手前:マンション長者ヶ崎、奥:ライオンズマンション)








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