図表1-5 海と緑の10,000mプロムナード
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資料:横須賀市「横須賀市史」(昭和63年12月)
(イ) 横須賀市民文化財団(昭和59年3月設立)
横須賀市民文化財団は、市民の文化活動の振興を図り、もって市民生活の向上と新しい横須賀文化の創造に寄与することを目的に、昭和59年(1984年)3月に設立された。
本財団の主な業務は[1]文化の普及啓発事業(シンポジウム、音楽会、刊行物の発行等)、[2]文化活動育成事業(市民文化活動助成、文化事業協賛等)、[3]調査研究事業(市内文化資源調査)、[4]文化情報の収集・提供(文化情報誌「財団ニュース」の発刊)であり、民間、行政による第3セクター方式が導入されている。
イ 景観行政の取り組み
横須賀市では、横須賀らしい個性ある景観づくりを行うために、平成2年(1990年)9月に「横須賀市都市景観整備基本計画」を策定している。
具体的な取り組みとしては、「都市デザイン懇話会」(平成6年8月設置)や「色彩相談」(平成8年4月設置)を運用し、公共施設や民間施設に対するデザインや色彩に関する指導や助言を行っている。
また、景観の形成の大きな要素である建物の色彩や屋外広告物に関して平成12年(2000年)4月には「建築物等色彩協議要綱」を、平成13年(2001年)4月には中核市移行に伴い「横須賀市屋外広告物条例」を施行し、規制・誘導も図っている。
(ア) 都市景観整備基本計画(平成2年9月策定)
本計画は、既往の「都市景観整備計画基礎調査報告書」、「よこすかの景観を考える会」による「都市景観整備についての提言」を踏まえて、都市景観整備の柱を総合的かつ計画的に施策に移し、具体化するための目標及び指針を示すことを目的に、平成2年(1990年)9月に策定された。
本計画では、まず全市を対象に都市景観整備に対する理念、目標の整理が行われている。次に各々の景観を9つの景観類型に分類した上で、それぞれの類型毎にその特徴と課題、整備方針、整備内容について示し、更に都市景観整備の推進方策を明らかにしている。
図表1-6 「都市景観形成基本計画」に示された都市景観整備推進プログラム
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資料:横須賀市「横須賀市都市景観整備基本計画」(平成2年9月)
図表1-7 「都市景観整備基本計画」に示された景観形成エリアの区分
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資料:横須賀市「横須賀市都市景観整備基本計画」(平成2年9月)
(イ) 建築物色彩協議要綱(平成12年4月1日施行)
本要綱は、景観に著しく不調和となる建築物等の色彩の出現を避け、秩序ある美しい都市景観を形成することを目的に、平成12年(2000年)4月1日に施行された。
本要綱では、建築物及び工作物の新築、増築、改築、または外観の色彩の変更を行う際、事業の計画段階で事業者側と、建築物等の外観の色彩に係る協議を実施することを定めている。
また色彩景観の形成を重点的に推進するために、地区の市民と市とで協働して色彩景観形成地区を指定していき、地区に相応しい色彩景観づくりを進めるものとしている。
図表1-8 建築物色彩協議要綱の内容
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資料:横須賀市「建築物色彩協議要綱」