国際関係分野
同盟比較研究プロジェクト
(1998年1月〜2001年3月)
31,411,544円
米国と主要国間との冷戦後における同盟関係の比較研究を通じて、日米同盟の望ましいあり方について政策提言することを目的として開始しました。最終年度である本年度は、日本とアジア諸国との歴史問題が、アジア太平洋地域における信頼醸成の発展に影を落としている状況に鑑み、歴史和解への政策的対応策について考察しました。
プロジェクト・リーダー |
船橋洋一(朝日新聞編集委員) |
メンバー |
荒井信一(駿河台大学現代文化学部教授) |
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近藤孝弘(名古屋大学教育学部助教授) |
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佐藤健生(拓殖大学商学部教授) |
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藤原帰一(東京大学大学院法学政治学研究科教授) |
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李 鍾元(立教大学法学部教授) |
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劉 傑(早稲田大学社会科学部助教授) |
リサーチ・アシスタント |
浦山 香 |
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玉村健志 |
研究プロジェクト
「米中両国にとっての朝鮮半島―日本の対朝鮮半島政策への含意」
(1999年12月〜2000年4月)
819,879円
米中両国の視点から朝鮮半島問題をとらえ、米中関係における朝鮮半島の位置を考察した上で、日本の朝鮮半島政策に関する政策提言を行いました。成果は、「モノグラフ・シリーズ」より発行しました。
プロジェクト・リーダー 伊豆見 元(静岡県立大学国際関係学部教授)
米国の前方プレゼンスと同盟網:アジア太平洋地域における安全保障体制の将来像
(2000年1月〜2001年8月)
7,301,642円
アジア太平洋地域における戦略環境の変化を踏まえ、前方プレゼンスと同盟網を手段とする米国の戦略を分析し、安全保障体制のあり方について政策提言を行います。本年度は、前半は米国を、後半は日本を拠点として、政策文書の比較検討、専門家へのインタビュー、アジア各国における調査を行いました。
主任研究員 |
長島昭久 |
リサーチ・アシスタント |
藤田賀久 |
これからの日韓関係〜日米韓のコンテクストにおける挑戦と提言
(2000年3月〜2002年2月)
11,530,916円
日米韓を各々の二国間関係ではなく、三国間関係としてとらえた上で、朝鮮半島政策について研究しました。
主任研究員 |
吉 宇(韓国中央日報編集委員) |
リサーチ・アシスタント |
玉村健志 |
北東アジアの秩序形成
(2001年3月〜2002年2月)
1,243,841円
北東アジア地域、とくに朝鮮半島をめぐる現代の国際政治の動態を研究して、今後この地域が安定し、交流を深めてゆくための政策提言を行います。
客員研究員 |
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姜 龍範(中国延辺大学東方文化研究院副院長) |