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みんなも最初は声かけをしてくれていたのだが、それが最も必要な時期は2週間〜3週間後ぐらいからだと、自分の子どもを見てそう思う。今までに2日休んだが、それ以外は毎日登校している。登校する前は、たいていおなかが痛いと言う。かなり疲れている日は1、2時間遅れて行くこともある。

不登校の子どもは、学校に行きたいと強く思っている。担任の先生とのかかわりがいちばん大切であるが、この学校では校長が毎朝子どもの状態を全職員に伝え、皆で一丸となって環境作りに協力していって下さったという。このことは、学校復帰ということに大きくつながっていったのだと思う。

4月からは中学生。1日も早く学校での生活が普通にできるようになれたらと願っている。このメモは学校のことを主にとらえて書いているが、

 

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この3つのうち、ひとつが欠けても学校復帰はむずかしいと感じている。

 

 

 

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