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続日本の海岸はいま… 九十九里浜が消える!? ?漁港と海岸線の変遷?

 事業名 海洋・船舶の実情調査及び研究等
 団体名 日本財団(The Nippon Foundation  


4. 砂浜のない九十九里浜

 

野手海岸

 

たった30年前には広い砂浜が広がっていた野手海岸は、急速に進行した侵食による護岸工事によって、典型的な人工海岸の姿に変わり果て、現在は砂浜が全く無くなってしまった場所です。護岸には様々な種類のものがあり、野手海岸をはじめとする北九十九里の海岸線では色々なタイプの護岸を見ることができます。ここでは侵食対策の現状と、海岸の人工化に歯止めをかけられない背景などを説明していきます。

 

【宇多】 野手海岸は、自然豊かな堀川海岸から僅か6〜7km北にある海岸です。ここは新川の河口の南側に位置していて、完全に人工化されてしまった九十九里浜の中でも、多分一番ひどい場所の一つだろうと思います。ここが、1970年(昭和45年)代初頭までは、先ほどの堀川海岸のような全部きれいな砂浜だったんです。そのころ、1964年(昭和39年)に向こう側の飯岡漁港の辺から砂がだんだん来なくなって、順番に侵食区域がどんどん広がり、南のほうに波及して来ました。侵食の波が通った跡には、護岸と消波ブロックの山が並んだような感じになったのが、今のこの状態なのです。

 

現在では、砂はもう殆ど流れてきませんから、昔のような砂浜に戻ることは現状ではあり得ません。そのあり得ない決定的な理由は屏風ヶ浦を見てもらえばわかるので、今日の最後の場所で得心していただけると思います。

 

028-1.jpg

砂浜が広がる野手海岸 1970年(昭和45年)頃

 

028-2.jpg

現在の野手海岸(ほぼ同一地点)

 

 

 

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