日本の日銀だって7千〜8千人ですよね。だからなんでドイツのような小さな国でそんなに大勢いるのかよくわからないですが、大勢いると。そこで私が会った人が、「どうだ、日本と人事交流なんかして、お互いに切磋琢磨しよう」というふうに言ったら、「ぜひ、ドイツのブンデスバンクの人間に日本の検査を見さしてほしい」と、我々も仕事が少なくなったからってそこは言わないんですけどね、「仕事が少なくなったから、日本に行って、オンサイト・インスペクションをぜひ勉強したい」と、今こういう状況になってきております。ちょっと脱線をしてしまいました。
司会 あっという間に時間がすぎてしまいまして、今日は微妙な問題もずいぶん話していただきまして、ありがとうございます。ご承知のように来年の1月6日の省庁の再編のなかで、金融再生委員会がなくなるわけですね。ちょっと先ほどうかがいましたら、今の金融庁の次長という浜中さんのポストもなくなるんだそうでありまして、その先のことは人事のことは今考えられないというお話でありましたが、当然のことながら引き続いて金融政策の中核で、ますます力を発揮していただかなければならない方ですので、引き続きいろんな議論の機会をもたせていただきたいと思います。
今日は本当にどうもありがとうございました。
浜中 どうもありがとうございました。(拍手)
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