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(2) 観光・集客面から見た大阪湾臨海部のポテンシャル

 

1] 観光施設等

大阪湾臨海部には、今回の検討の対象となる観光クルーズ船事業をはじめ、マリーナ、水族館といった海をコンセプトとする観光施設等が数多く整備されている。

この他、スポーツ施設、文化・コミュニティ施設、レジャー・アミューズメントパークといった多様な施設が整備されている。

 

【参考:神戸の観光魅力】

異国情緒

神戸は慶応3年の開港以来、わが国の国際交流の玄関口として早くから栄えた。そのため、市内には未だ異国情緒あふれる古い建築物や町並みが散在しており、港風情を醸し出しており、観光都市神戸の大きな魅力となっている。

具体例:北野異人館、南京町、旧居留地、ベイサイドクルーズ、海洋博物館、メリケンパーク 等

 

ナイト

六甲山から見る神戸の夜景は日本の3大夜景の一つに数えられている。また、ジャスが神戸に上陸して以来70余年が経過するが、震災後も老舗のジャズスポットは健在である等、神戸はひと味違った夜の魅力を兼ね備えている。

具体例:六甲山の夜景、ジャズクラブ 等

 

グルメ

神戸牛、神戸ワイン等々…神戸のブランドを冠する名産品は数知れない。グルメといった点でも全国有数のブランド力を持つ。

具体例:神戸牛、神戸ワイン、洋菓子、神戸コロッケ、珈琲、南京町、灘の酒 等

 

自然景観

六甲山系に広がる緑と、遠く淡路・四国を望む大阪湾の眺望は都市空間に豊かな自然景観を提供している。

具体例:須磨の浦、六甲山、摩耶山 等

 

ファッション・ショッピング・アミューズメント

衣類、雑貨、食材など神戸ブランドのおしゃれな商品が町にはあふれている。また、ポートアイランド、ハーバーランドといったアミューズメント色の強い集客核が形成されている。神戸はこのようなショッピング・アミューズメントといった都市的観光魅力も独自のブランドを確立しており、大きな観光魅力となっている。

等々

 

 

 

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