2] 貨物保管、荷さばき施設の現況
大阪港の荷さばき施設は、公共上屋が85棟で総面積が243,525m2、公共荷さばき地は913,197m2である。大阪港では荷主の複合一貫輸送のニーズに対応するため、南港外貿雑貨センターを整備しており、外貿貨物の集荷、バンニングのための高床式上屋を備え、コンテナ集配機能の向上を図っている。また、大阪港総合流通センターでは、製品輸入の増大や輸入コンテナ貨物の増加など外貿貨物の急速な変化に対応した最新の流通加工施設を備えている。
一方、堺泉北港における荷さばき施設は、公共上屋が25棟で総面積が81,891m2、公共荷さばき地は926,561m2である。また約123haの面積を有する助松埠頭を国際的な総合物流センターとするための整備が進められている(表2-6.、表2-7.、表2-8.)。