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4) 貨物取扱施設の現況と整備計画

1] 船舶係留施設の現況と整備計画

大阪港の船舶係留施設は、公共バースが140、専用バースが18である。コンテナバースは、C−1〜4、C−8の計5バースの大阪港埠頭公社コンテナターミナルをはじめ、R−2〜4、C−6、C−7、C−9の計6バースの大阪市公共コンテナターミナルが整備されている。さらに近年の船舶の大型化に対応するため、夢州(北港南)では水深−15mのコンテナターミナル3バースの整備を進めているほか(一部は平成13年度供用開始)、C−8、C−9について水深−14mに増深する計画である。

また、堺泉北港の船舶係留施設は、公社バースが23、専用バースが136で、専用バースが非常に多い。コンテナバースは、平成8年6月に府営港湾初の外貿コンテナターミナルとして助松埠頭8号岸壁に2バース(水深−12m)がオープンした。また、隣接した9号岸壁では5万トン級の船舶が着岸できる大水深コンテナバース(14m耐震強化岸壁)の整備が進められている(表2-4.、表2-5.)。

 

表2-4. バースの現況(平成12年末)

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(注)( )はコンテナ専用バース

 

表2-5. 大阪港のコンテナターミナル

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