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表7. 24時間・365日化への課題

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4] 24時間・365日オープン推進の効果

24時間・365日オープン化によって入港船舶と取扱貨物量の増加がもたらされるという主張がある。一方、国内の生産、消費量が伸びず、多数の港湾が貨物獲得競争しているなかで、港湾(入出港、荷役、コンテナターミナルゲート等)を24時間・365日オープンしても取扱量が増えるとは考えられないという主張もある。シンガポール、釜山などの港湾は、24時間・365日オープン体制をとったことで入港船舶と貨物が増えたのか、あるいは入港船舶と貨物が増えたため、それをさばくために24時間・365日オープンせざるを得なくなったのか、を明らかにしておく必要があろう。

大阪港が24時間・365日オープン(本船荷役及びコンテナターミナル・ゲート)することによる取扱貨物の増加量は推定しにくいが、定性的な効果としては以下のことが考えられる。

 

表8. 大阪港の24時間・365日オープン化の効果

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