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I. 研修の実施

 

1 研修期間

次の期間でわが国の休日等の制度に従って実施した。

平成12年10月11日(火)から10月27日(金)までの17日間

 

2 研修参加者

アジア・パシフィック地域の9ヵ国から研修受講者9名並びに運輸省地方運輸局船舶検査官及び同外国船舶監督官がトレーニングアシスタントとして2名(うち1名は平成10年10月23日(月)まで参加)の合計11名が参加した。詳細は別紙1のとおりである。

(研修参加者名簿:別紙1)

(注)トレーニングアシスタントは、本研修をより効果的にするため、ポートステートコントロールに係る専門知識を基に研修受講者に対して適宜技術補佐を行う者として、発注者が運輸省の協力を得て本研修に参加させた。

 

3 研修カリキュラム及びコースタイムテーブル

研修は、研修期間中の休日を除き午前9時15分から午後4時45分(イブニングセッションを除く。)まで合計93時間(オリエンテーション、評価会等を含む。)実施した。

その概要は、別紙2「研修カリキュラム」及び別紙3「研修コースタイムテーブル」であり、ポートステートコントロールの必要性と現在の活動状況、関係国際条約の詳細等の基礎知識の付与のほか、机上演習、実船演習、技術視察等を取り入れて充実した内容とした。

(研修カリキュラム及びコースタイムテーブル:別紙2、3)

 

4 教材

(1) 教材として下記の図書を中心に使用した。

1] ポートステートコントロール検査官研修用テキストブック2000年改訂版及び演習問題集

2] IMO条約集(計15冊)

・SOLAS 74/78 (Consolidated edition,1997)

 

 

 

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