森村修(法政大学国際文化学部助教授)
もりむらおさむ 1961年群馬県生まれ。1985年法政大学文学部哲学科卒業、1993年東北大学大学院文学研究科博士課程後期(哲学専攻)単位取得退学、1996年博士(文学)
白鴎女子短期大学非常勤講師、九州歯科大学専任講師、法政大学第一教養部専任講師などを経て、現在、法政大学国際文化学部助教授、専門は、現象学、フランス現代哲学、応用倫理学、日本近代・現代思想
1 「ケア」の心理・精神的側面(気遣い・配慮・共感)と身体的側面(看護・介護・世話)の統一的な理解
2 いわゆる「健康な人」(特に学生や若い人たち)への「ケア」の必要性
3 社会におけるケア・システムの構築(ケアする人をケアするためのシステムと人材養成機関)への模索
4 「ケア」の相互性
(ケアする人をケアされている人がケアすること)
5 「ケアの倫理学」から「ケアの人間学」
(生命論も含めた人間のあり方)への模索
